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AI定石 ハサミについて

AI定石のまとめ。今回はハサミについて。星にカカってハサミ。トップ画はハサミつながりでパンに挟んでサンドイッチです。おいしそう。

ハサまれたときの基本は地がおいしいと言って、まずは三々に入る手を覚えましょう。それではいきます。毎日投稿8、9回目のまとめです。


① 一間バサミの基本形

ハサミの変化でお伝えしたいのは黒11のハイ。この手は昔、打たれた実戦例が結構あったのですが、なぜか淘汰されて打たれなくなりました。

しかしAIによって復活し、再び打たれるようになりました。

ついこの間までごまんと打たれていた形はコチラ。

AI定石8-a

それこそ五万局ぐらいは打たれていたでしょう。

AI定石8-b

しかしAIはハイます。上図と比較して約5%、目数にして1目ほどこちらの方が良いと判断しているようで、今のところ絶対ハイます。この5%、1目というAIの評価値は進歩するたびにコロコロ変わるので厳密に覚える必要はありません。あくまで目安です。手の意味としてハイのほうが安定感があるんだな、と思えばよいでしょう。黒3との連携がこちらの方がしっかりしています。

AIは強くなるたびに打つ手が少しずつ変わりますが、今後もハイとツナギならハイを選びそうです。


② 三間バサミでもハイ

三間バサミのときもハイます。ピシッとハネ上げた形がよくこうなると、だいたいちょっと評価値が上がります。足早なAIですが、こういうところは後手でも満足するようです。この見極めがプロでも難しいですが、生きている石の評価が高い傾向がありますね。

他にも変化はありますが今回は基礎を押さえました。

それでは今日はこの辺で。



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