#213 【ダイハツ】サボると結局後で手間がかかる【一笑門 マガジン】
どうも！海先輩です！
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年末年始に大掃除をしてから、今くらいの時期がまた汚れが溜まってくる頃なんですよね。
家の掃除で特に面倒くさいのが、水回り。
お風呂に入るたびに「やんなきゃなー」と思いつつも、つい後回しにしてしまって。
それが何日も続いちゃうと、やっかいな汚れになっていて余計に掃除に手間がかかっちゃうと。
やっぱり最初からきちんとすべきですね、何事でも。
おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
ということで今日は、サボると結局後で手間がかかるというお話です。
先日発覚したダイハツ工業の品質検査不正問題で、国土交通省は先行して5車種から安全性を確かめる検査を行うそうです。
地域経済や取引先への影響を鑑みて、「ミライース」などの人気機種から検査を行い、1月中には分析が完了した車種の検査結果の公表を目指しているとのこと。
取引先によっては、このダイハツの件で月で億単位の損失が出ているところもあるとのことなので、安全性が確認できた車種から早く出荷再開に近づくといいなと思います。
今回のダイハツはおよそ「174個」の不正をしていたことが発覚していて、例えば試験用の車だけ量産車とは違う細工をして、確実に試験に合格できるようにしたり、試験結果の虚偽記載をしたり、試験速度の改ざんをしていたことが明らかになっています。
このような事態になってしまった原因はいくつかあるかと思いますが、「短期開発」が1つ原因としてあげられています。
一般的に自動車の開発は通常3〜4年かかりますが、2011年にデビューしたミライースは、たったの17ヶ月で開発されたと話題になりました。
トレンドを逃さないための短期開発はビジネス戦略としては正しいですが、この成功体験がきっかけで短期開発がさらに求められるようになり、犠牲となったのが「認証部門」だったわけです。
認証は正しいデータが手元に来ないと始められないので、認証部門は開発の目処が立ってからでないと業務を進められません。
開発部門は「時間が押している」、しかし「発売時期は決まっている」、結果として「認証部門にしわ寄せが来る」という構図になってしまったわけです。
限られたリソースの中で強烈な負荷やプレッシャーを与えてしまったことが、今回の不正を招いてしまったとも考えられますよね。
確かに追い詰められた状態だったかもしれないですが、結局そのときやるべき事をやってなかったせいで、今こうして取引先に迷惑をかけており、再検査に長い時間がかかっている状態です。
このニュースを見ていて、「丁寧に仕事をする」ことは改めて大事なことだと気付かされました。
「まあこんなもんかな」とつい手を抜いてしまいたくなる気持ちも分かりますが、自分の仕事が、周りの人や部署、取引先、お客様にどう影響するかを考えれば、自然と丁寧な仕事になるはずです。
ダイハツの件を他人事として聞き流すのではなく、自分ごとに置き換えて考えたいと思いました。
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