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wakimizu
2017年10月8日 23:45
辺り一面茜色に焼けて私も焼け始めたところどこからか鳥の鳴く声はじまりの来る時の音本当に身体の髄までも心の深淵の闇の闇まで明るく燃えて迚も熱い誰かの所為か知れない稲穂の先から出た焔に翼竜の羽搏きが茜の空空気を送り益々燃えるこの時を待っていたと川のせせらぎも山際も地の底と同じオーラで轟々と沸々と揺らいで一つのものになり行くずっとお休みを言えず昼夜も無くなっている青い