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エヴァを一話切りした日

10月4日は、社会現象にまでなったアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の放送開始日だそうです。

私もリアルタイムで第一話を観ました。

「いや主人公機が紫色ってどうよ?」
「よくわからん」
「うーん、いまいち」

そして一話切り(それ以降観ないこと)しました。

何週間後かに友人から電話で「エヴァンゲリオン観てる?」と聞かれ、
「一話でやめた」と答えると「お願いだから観てくれ」と懇願されます。

まあそこまで言われたら観てやるかとしぶしぶ観たのが「第八話 アスカ、来日」。
あれ? めちゃくちゃ面白い。びっくりするほど面白い。
第一話で受けた印象はなんだったのか……

そこで第一話を思い出そうとしてもほとんど思い出せません。
それもそのはず、第一話は”ながら観”をしていたからです。

当時の我が家は新しいテレビを買ったばかり。
古く小さいほうのテレビはゲーム専用として隣に置かれてました。
なんのソフトだったか記憶にありませんが、ゲームをしながら観ていたわけです。
おそらくその時はメインはゲームでエヴァンゲリオンはチラチラ横目で観る程度だったのでしょう。理解できるわけがありません。

ちょうどゲームがひと段落していたのか、集中して観た第八話の面白かったこと。
その日を境に見事な手のひら返しでエヴァンゲリオンに大ハマり。
関連書籍を買い漁り、キャストが登場すると聞けば普段まったく聴かないラジオを録音し、ビデオ(当時はDVDがなかった)も全巻揃えました。

のちにちゃんと観た第一話はとんでもなく面白く、誰だよいまいちって言ったヤツw あ、私かとセルフツッコミしたことも今では28年前の良い思い出です……って、28年前!?
そういえば友人から受けた電話も家電でしたね。
なんというかノスタルジックな気持ちになってしまいます。

そんなことがあったので、”ながら観”はやめようと心に誓い28年。
今ではしっかりとスマホ片手にアニメを観るようになりました。
あれ? やってることが変わってない!?

三つ子の魂百まで。



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