四季から二季へ
ここ数年で思ったこと。
「春」と「秋」が短くなってない?
それも極端に。
あくまで主観的なもので、個人的に過ごしやすい「春」と「秋」は短く感じ、厳しい「夏」と「冬」は長く感じているだけなのかもしれない。
しかしどうやら実際に「春」と「秋」は短くなっているそうです。
気象予報士さんたちの見解では地球温暖化が原因なんだとか。
極寒の「冬」が終わって心地よく過ごしやすい「春」が訪れ……たと思ったらすぐさま猛暑酷暑の日々に突入。それをなんとか耐え忍びやっと心地よく過ごしやすい「秋」が訪れ……たと思ったらすぐさま極寒の「冬」へ。
このままいくと「春」と「秋」という素晴らしい季節がなくなってしまうかもしれません。春秋存亡の危機です。さよなら春夏秋冬、はじめまして夏冬です。四季ではなく二季の時代到来です。夏冬(カトウ)の天下です。カトウと言えば帝都物語の加藤保憲です。東京大ピンチです。なんとか止めてくれ寺田寅彦&幸田露伴!
……話を戻します。
四季ではなく二季になる。
お花見という行事が嫌いな人には朗報なのでしょう。
読書が嫌いな人にも朗報なのでしょう。
もしも二季になったら、「劇団四季」は「劇団二季」になるのでしょうか。
泉谷しげるの曲「春夏秋冬」も「夏冬」にリメイクされるのでしょうか。
森博嗣の小説「四季」も「春」と「秋」が絶版になるのでしょうか。
子供たちに「春と秋ってなあに?」と聞かれてしまう未来はそう遠くないのかもしれませんね。
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