小中学校のエアコン設置は義務化すべきだと思います

「命に関わる暑さ」とさんざん注意しておいて、大人より体が小さく沸点の低い小中学生の通う学校にエアコンが完備されていないという現状が理解できません。

連日の酷暑は授業の効率が悪いだけでなく、それこそ「命に」かかわります。エアコン設置になんの不都合があるのか。
「学生の本分は勉強」「義務教育は受けるべき」「学校へ行こう」「親は子供を教育する義務がある」などと言うのであれば快適に健康的に学べる場所を用意する義務が行政にはあるはずです。

今回取り上げたニュースによると、エアコン設置に対する賛成が約5万7千票。そして反対が約3万票。
しかし、市長が住民投票前に表明していた「賛否いずれかが投票資格者総数の3分の1以上に達した場合は結果に従う」という条件に達しなかったため、現在は検討中だとか。

いやいや、そもそもエアコン無しの現状がおかしい上に賛成が反対を大きく上回っているのだから何を躊躇する必要があるのでしょう。
何より驚きなのが、反対票の数です。3万票って……。
まったく理解できません。

子供にエアコンなんて贅沢?
昔はエアコンなんてなかった?
そんなところに税金使うな?

まずは反対票を投じた人たちの職場のエアコンをストップさせましょう。
もちろん市役所も忘れずに。
脳みそ昭和な人たちには話よりも実感させるほかありません。
灼熱の会議室で長々と検討すればいいのです。

学力低下?
そりゃそうでしょう、暑さで思考能力や集中力が低下しているのですから。

不登校児の増加?
そりゃそうでしょう、暑さに耐える修行の場になんて誰が行きたいと思うのか。

40℃前後の気温が珍しくなくなってもう何年もたちます。
てっきりエアコンの設置は政府指導の下にガンガン進められているものだと思っていました。
まだまだ私の中にも政府や行政に対する淡い期待が残っていたようです。

先ほどのエアコンストップリストに国会議事堂も追加ですね。

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