老害なんて存在しない
いつの頃からか頻繁に耳にするようになった『老害』。
嫌な言葉です。
主な特徴としてあげられるのは、
・自分が正しいと思っている
・クレーマー
・話が長い、くどい
しかしいずれも年配者特有ではなく、すべての年齢層に当てはまります。
自分が正しいと思っている三十代。
悪質クレーマーな二十代。
話が長い、くどい十代。
そんな人間、腐るほどいるでしょう。
害悪なのは年齢ではなく、個人の性根。
「若い頃は違った。年をとって変わってしまった」
はたして本当にそうなのでしょうか?
常に他人を見ていることは不可能です。
一緒にいないところで店員さんに横柄な態度で理不尽なクレームを叫んでいたかもしれません。
危険な煽り運転をしていたかもしれません。
歩きタバコからのポイ捨てをしていたかもしれません。
化けの皮が剝がれるタイミングが早いか遅いかの違い。
『老害』ではなく、単なる「個人差」。
日本は少子高齢化社会なんだから高齢者が目立つのは確率的にも当たり前。
それをメディアが過剰に意図的に報じているから質が悪い。
『老害』ではなく、「報害」。
人の性根はそうそう変わらない。三つ子の魂百まで。
『老害』なんて存在しないと私は思います。
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