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何か別の意図があるんじゃないかと邪推してしまう

日テレの金曜ロードショーで6月2日にディズニーのアニメ映画『リトル・マーメイド』が放送されることが発表されました。

6月9日から公開される実写映画の『リトル・マーメイド』に合わせてのことであり、純粋に見れば『リトル・マーメイド』への関心を高めて映画館へ行ってもらおうという考えなんだと思います。

……が、今回に限って言うと逆効果なのではないでしょうか。

公開を控えている実写版『リトル・マーメイド』は、第一報の予告編から賛否両論巻き起こりました。
ご存じの方も多いと思いますが、主人公のアリエルを演じる役者がアニメのイメージとまったく違っていたことが主な原因です。

映画として面白いかどうかは実際に公開されてみないと何とも言えません。
ですが、新たな映像や画像が次々と開示されていくたび、アニメ版のファンを落胆させているのが現状です。

アリエルの姉妹たちやその他の登場キャラクターの改変、さらにはストーリーも時代に合わせて大きく”アップデート”されるという公式からのアナウンス。

「そこまで改変するならタイトルも変えてくれ」という、アニメ版が大好きな人たちの訴えも理解できます。

もはや別物と予想される実写版の宣伝でアニメ版を放映する金曜ロードショー。
はたしてこの行為は映画館へ足を運んでもらうための販促になるのでしょうか。
むしろ逆効果になるような気がします。

実は応援などではなく何か別の意図があるんじゃないかと邪推してしまう、ひねくれものの私なのでした。

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