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これからの『接客』について考えよう

接客?今?
コロナで『接する』ことが避けられ、三密が推奨されているのに?
『喋ること』が、今はむしろ恐怖なのに?
接客なんて必要なくない?



本当にそうでしょうか?
こんなときだからこそ、そして、今後も、広い意味での『接客』は大切だと私は思っています。

接客ってリアルとは限りません。オフラインでもオンラインでも、『接客』は可能、そして必要だということを、今日は書いてみます。


お店の人と交わしたちょっとした一言で、気分が上がった、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
誰かと言葉を交わしたくて、わざわざいつものお店に出向く人もいます。

今はもちろん3密を避けないといけない。

でも、モノやサービスの機械的な受け渡し・やりとりではなく、『相手に喜んでほしい』『あなたに喜んでもらうことが私の喜びです』という気持ちがあれば、どうしたってその想いは伝わってしまうものなんです。

もし逆にそういう気持ちがないとしたら、それはモノとお金を交換しただけ。ご縁は一度きりで、また利用しようとは思わないかも。

『接客』というと、対面・リアルで、とか、べったり・長々、をイメージするかもしれませんが、マスク越しのたった一言でも、たとえ『目』だけでも、接客はできます。

オンラインでのやりとりも、接客です。

私はイベントに出展するときはもちろん、普段からそう捉えてお客様とやりとりをしています。

たとえアプリでのやりとりであっても、自動返信の定型文を変更することはできるはず。ご感想メールにお返事することも、接客です。

お店や商品の紹介文ひとつ、画像ひとつ、SNSでの発信ひとつ。全てがお客様に喜んでもらうための『接客』だと思えば、相手の立場になって考えたり、工夫したりできます。改善ポイントが見つかります。

オンラインでもできること、リアルで言葉を交わさなくてもできること、をこの機会に考えてみましょう。

商品・サービスに込めた『想い』があれば、伝えたくなるし、それがうまく相手に伝われば、相手の心が動けば、またその人も返してくれたり、誰かに伝えたりしたくなるから。


今はみんなが不安なとき。自分のことを優先しがちだったり、視野が狭くなったりしがち。こんな状況だからこそ、『誰かを喜ばせることが自分の喜び』だと気づいて、そのように行動すれば、ギュッとこりかたまってしまった相手の心も、自分の心もほぐしてくれると思います。

そういう私も実は不安いっぱいで、しばらくnoteを書いていなかったけれど、前回のnoteにコメントをいただいて、勇気をもらいました。

ちょっとした一言が、ちょっとした勇気が、誰かを応援することになるんだ!とあらためて思いました。

shimookakoshiroさん、ありがとうございました!

まとめると、私が考える『接客』とは

モノやサービスを通して、相手を幸せにするのが商い。それによって、今まで知らなかった人とご縁がつながり、コミュニケーションできるのが喜び。そのご縁に感謝して、心をこめて提供すること。

私は主に、『作るのは好きだけど売るのは苦手なシャイなハンドメイド作家さん』に向けて書いていますが、この考え方は、ハンドメイド作品に限らず、個人で商売している人に共通して必要だと思います。

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実店舗ではなく、ネットショップ・オーナーなのに、『接客』にこだわるのは、その大切さを知っているから。

初めてイベントに出る時、『接客』について勘違いしていたからこそ、その後、工夫を重ねてきました。

小さな自分ブランドの育て方を、『接客』を切り口にシェアしたり、講座をしたりしています。

ハンドメイド作家でも接客が上手くなる方法
(アメブロからnoteに移行中)

本店
お財布ショルダー専門店ラベンダーサシェ



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