見出し画像

新米ベトナム駐妻|0歳児とワンオペ飛行機に乗るときの準備

ベトナムに引っ越すことになった我が家。娘は0歳、正確には10か月の時に来ることになった。今までに合計3往復し、娘と2人、ワンオペで飛行機に乗った。今回は、そんな我が家流ワンオペ飛行機の準備についてである。長くなってしまったので、今回は機内持ち込みの準備について書いていこうと思う。

まずはミルクだ。
赤ちゃん用なら、液体を100ml以上持ち込み可能なことが多いらしい。水は手荷物検査後にも購入可能だけれど、持って行っても大丈夫。私はそれを知らず、なぜ知ったのかというと、たまたま出し忘れていたペットボトルの水を、ベビー用だよね?と言って通してもらえたのがきっかけである。ちなみに、手荷物検査では、赤ちゃん用の液体・食べ物は、手荷物から出して検査される。ひとまとめにしてすぐに取り出せるようにしておくと楽だ。

ミルクは、粉やキューブではなく液体ミルクをおすすめする。CAさんにお願いして作ってもらうことも可能だけれど、忙しい時間帯や機体が揺れている時、離着陸のタイミング等で作ってもらえないこともある。液体ミルクなら、好きなタイミングであげられて便利だなと感じた。マイナス点は重たいこと。重さ制限的には、赤ちゃんの分は3kgまで(各航空会社によって違うはず)と、記載を見つけたので大丈夫だと思うし、実際大丈夫だった。重くて持てない、ということはあるかもしれない。

私はハワイに赤ちゃん連れで行った友人から、現地調達できるので、海外の薬局やスーパーで買ったよと教えてもらった。それはそれで楽しいけれど、東南アジア、というかベトナムには全て持ってきた方が良いと思う。お目当てのものが見つけられなかったり、時間と手間がかかってしまって、ストレスになってしまう。

駐在帯同するときも、日本製のものをできるだけ持ってきたほうがいいよと、アドバイスする。こちらで日本製のものは購入できるがやや高い。ミルクなんて、大人用の粉ミルクも同じような場所に売っているからどれがどれだか分からない。BIBOMARTとか赤ちゃん用品ショップはあるけれど、そこに寄るのも大変である。

離乳食は、未開封のものだと持ち込めた。おやつ、水、おしゃぶりは、離着陸時の耳抜きのために持っていくことをおすすめする。大人だと唾を飲み込んだり、鼻をつまんでフンッとしたりできるけれど、赤ちゃんはできないのだ。耳が不快だと、泣き出してしまうこともある。さらに、赤ちゃんは耳抜きができないと中耳炎になりやすい。

そうならないためにも、【ごっくん】できるなにかを、離着陸時には与えてあげるのだ。具体的には、おやつを食べさせる、水を飲ませる、おしゃぶりで唾を飲み込ませる、方法がある。娘は、そわそわぐずぐずしていたので、始終おやつを食べさせていた。

次はオムツをどうするかである。飛行機未経験のときは、オムツ替えのハードルがすごく高かった。3往復した結果、依然ハードルは高い。私が出した結論は、5~6時間ぐらいでおしっこだけであれば、替えないという強攻である。トイレにオムツ交換台があるので替えなければいけなくなっても大丈夫。何枚オムツを持っていくかは悩ましいところだ。私なら6時間程度なら、2~3枚にすると思う。フラッグキャリアなら、オムツを機内に準備していることもあるそう。我が家はベトジェット利用が多いが、彼らはオムツを常備していない。

それを知ったのは2回目の帰国時に、ベトジェットに乗ったときのことである。ベトナム人夫婦から、オムツをわけてもらえませんかと言われたのだ。CAさんにオムツがないか聞いたら、ないからあそこの赤ちゃん連れ(私)にわけてもらってと言われたらしい。ネットには飛行機にオムツを置いていると書いていたのだけれど、時と場合によるみたいだ。

最後に、泣いたらどうしようかという不安についてである。これは、いつも見慣れた動画をみせるにかぎる。機内のモニターでも子供向けチャンネルがあるけれど、いつものを見ることで赤ちゃんも落ち着くし、なによりベトジェットはモニターがない。

音のなるお気に入りのおもちゃがあれば、それを持参するのもあり。けれど、おもちゃの音を嫌がる他のお客さんもいるらしいので、音のならないおもちゃや絵本も持参する方が良いらしい。とはいっても、ただでさえ大きい荷物なので、私はもう人形1体とスマホで乗り切ることにしている。機内販売の雑誌で意外と遊べる。逆に3歳ぐらい大きくなる方が、おもちゃをもっていかないと退屈してしまうのかもしれない。

最悪泣き止まない時は、機内を歩いたり、空きスペースでゆらゆらすることもできるから、そんなに構えなくても大丈夫である。

私が気合を入れてするのは、搭乗前のお遊びだ。
待ち合いのところで立たせてみたり、スーツケースを手押し車のように押して歩かせてみたり。独身の頃は気にもしなかった、ベビールームやキッズコーナーがある空港も実は多いのだ。搭乗前にたくさん遊ばせて、機内ではできるだけ寝てくれることを毎回祈っている。便によっては、バシネットが利用できることもある。要確認、事前予約が必要だけれど、便利なバシネット。長時間フライトの時は検討してもいいと思う。

ちなみに、ベトナム航空は予約しなくても席が空いていたらバシネットを利用できる。一度申しこんだのだが、離陸後、落ち着いてから持ってくるねと言われたっきり持ってきてもらえなかった。3人席をまるまる使わせてもらったし、娘は抱っこで爆睡していたので何も言わなかったが。

ワンオペの海外飛行機、ベトナムまでなら大丈夫というのが今回伝えたかったことである。赤ちゃんがかわいそう、なんてことはないし、飛行機の時間を選べばずっと寝てるのだから大丈夫!

おまけ【機内持ち込みリスト】
・液体ミルク いつもの時間+2本
・離乳食(カップ入りがおすすめ:未開封のもの。手作りはNG)
・食べられる月齢ならおやつ(ハイハイン・ボーロ等)
・ストロー付きマグ
・水
(・おしゃぶり)
・オムツ 3時間ごとに替えるとして、+2枚
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・ハンカチ
・着替え1式
・動画
・音のなるおもちゃ
・音の出ないおもちゃ/絵本
・ベビーカー
・抱っこ紐