見出し画像

月報(2023年12月)

こんにちは!
今月も月報をお届けします。


コレクトラ


ダンジョン仕様

引き続き順調に進行しています。
各ダンジョンごとに仕掛けが用意されていますので、攻略をお楽しみいただけるかと思います。
12月のgitコミット数は30件でした。

至れり尽くせり


現代高利貸しさん

今月はひたすら画像を作っていました。

イベント出展時に「状態異常の効果がわかりにくいようだ」という感触がありました。
で、状態異常を図鑑に収集して、プレイ中にも図鑑を見られる機能を追加しました。

12月のgitコミット数は43件でした。

メディア掲載


記事

スクロールに合わせてスマホ持ち替え!独特な楽しさを持ったカジュアルアクション「ナナメループ」レビュー

Gamerに掲載していただいておりました。
今、気づきました。
ありがとうございます!

イベントやコンテスト


3月のインディゲームマーケット4@仙台に出展します。
宮城県出身で仙台市の高校に通っていたので、このイベントは楽しみにしていました。
応募開始直後にすぐ申し込みました。

近隣の方はぜひ遊びに来てください。

エゴサ

クリアおめでとうございます!

動画編集も大変ですね。
そういえば私はPhotoshopで動画編集をしています。最小限の機能しかないのですが、そのぶん学習コストが低かったです。

ありがとうございます。

お楽しみいただけて嬉しいです。

ナナメループ

皆様ありがとうございます!!

時事ネタなど

今月印象に残ったのは、ゲームメディア界隈の揉め事でした。

渡邉卓也さんというライターの方が、「豆狸のバケル」という新作ゲームのレビュー記事をIGN JAPANというメディアに書いたのですが、内容がひどいと話題になりました。

「ゴエモンのようでゴエモンでない少しゴエモンなゲーム」はなぜ注目されないのか?『豆狸のバケル』から見る半端なゲームの悲哀
子供向けのような大人向けのような子供向けゲーム

私も公開当初にこの記事を読みました。
「へー、ゴエモン懐かしいなー」と思ったぐらいで、この記事が問題だと気づかず、なんとなく内容を受け入れたんですね。
この記事に対して、良心的で本当にゲームを好きでやっている他のゲームメディア界隈の人々が怒っているのを見て、理性を稼働させて再評価してみたら、確かにヤバいと気づきました。

例の記事は、文章として読みやすいんですよ。
自費で買って余暇で遊んだゲームを個人ブログで取り上げた記事だったなら、名文・良記事の類と言ってもいいのかもしれません。

が、ゲーム好きの人が読むニュース媒体に載る新作レビュー記事としては、一線を超えている部分があります。
「not for me だから」という理由でゲームをディスっているのは「not for meなら書くなよ」と言われても仕方がない。

配信でも指摘されていましたが、おおまかに3つの点で問題があるように思いました。

[1] 読者が求めているものではない
ゲーム好きの読者が新作ゲームについて知りたいのは「面白いのか、面白くないのか」「買うべきか、スルー推奨か」ということなんですね。
ライターさんには、一般人よりもたくさんのゲームに触れてきた専門的な見地から客観的な評価をまず出してほしいです。
加えて「主観的にめちゃくちゃ刺さったー!!!」という話なら「どこがどういう風に?」と詳しく知りたいです。
が、「主観的にnot for meでした」という話なら、掘り下げなくていい気がします。

[2] メディアの品位
ゲームメディアにはおおまかに「記事広告」と「記事広告ではない記事」があるかと思います。
記事広告さえも面白く有意義に、読者を惹きつけてゲームの魅力をアピールしつつ媒体の品位も上げていこう、というあたりにライターさんと編集者さんがプロの力量を発揮してがんばっていらっしゃいます。
一方で、記事広告ではない記事は、出稿者の意向もないですし、読者に役立つ情報を提供しつつ媒体の品位や信用を維持向上する内容であることが前提だと思われます。
件の記事は、記事広告ではないことは明白ですが、品位を下げる物のように思えました。

[3] ゲームを下げて自分を上げている
悪くもないゲームを必要以上にイジるのは、どうなんでしょうか。
改めて思い返すと、良心的なライターの方々は時に自分を下げてゲームを上げるようなスタンスで記事を書いていて、それが読者の心を打つことがあるように思いました。

で、赤野工作さんによる、件のライターさんへのロングインタビューを聴きました。
ざっくり言うと「多様性の範疇で自分のようなスタンスも許容されるべき」と主張していました。

一番印象に残ったのは、ドラゴンクエストユアストーリー(2019)という映画の話でした。
彼は、ユアストーリーの公開直後にもディスる記事をメディアに書いて、それが大きくバズったそうです。
その時は世間も同調してくれた、自分の成功体験だ、今回のバケルも同じ姿勢で書いた、たまたま風向きが悪かっただけだ、と。

・・・あれ、そのユアストーリーの記事、当時読んだかも。
で、映画は観に行きませんでした。

もしかして、駄作じゃなかった? 観るべきだったのか?
えーーー

確か「メタネタがキモい」みたいなディス記事だったけど、そんなにキモくなかったのかな。
この人の not for me に影響されていた???

そういえば 劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017)を映画館で観たことがありました。
この作品にも唐突なメタ描写が入っていたのだけど、さりげなく洗練されており題材にも合っていました。
ドラクエ映画のメタも同程度だったのかな。
時系列的に二番煎じは否めないにせよ・・・

私はこの配信を聴いて、ユアストーリーについて他人に影響されて、観もしないで「つまらなさそう」と決めつけた自分の軽率さを反省しました。

2024年に向けて

今年は風呂敷を広げた年でした。
なので、来年は畳む年になります。

ゲーム制作も結局、最後は努力と根性です。
がんばります。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?