CVNちゃんねる⑥ 「自立」の壁を乗り越えて、自分の人生をゲットしよう!
CVNちゃんねるの第6回目です。
これまで長期ひきこもりの当事者が回復していくまで、大きな3つの壁があると話してきました。孤立、成長、そして自立の3つの壁です。
今回は3つめの「自立」の壁の乗り越え方を考えます。
「自立」の壁のポイントの一つは、一種のギアチェンジをしないといけないということになります。そして、そのためには「成長」の壁で獲得、追体験した、ある程度の「成熟度」が必要となります。ですから、「成長」の壁をすっ飛ばして、いきなり「自立」の壁に向かっても、大半はうまくいきません。(タイプ・ゼロの当事者の場合、もともと一定の成熟度を持っているので、ある程度うまくいくことがあります)
ギアチェンジとはどういうことかというと、自立の壁の先には、パートナーとの生活や就労(経済的自立)などの課題が待っています。
自立の壁より前の時点では、いわば「できる・できない」、「やった・やらない」が課題となります。ですが、自立の壁の先では「続けるか・続けないか」が課題となります。
なぜなら、パートナーとの生活や就労などの課題は、10年、20年、もしかしたら30年以上続けないといけないからです。全力で取り組んでいてはとてももつものではなく、ある程度、余裕を持って、というか、力を抜いて取り組み、維持継続していく必要があります。
この「続けるか・続けないか」のテーマは、長期間ひきこもった当事者にとって、ハードルの高いものとなります。多くのひきこもりの当事者が、社会参加の際の「3ヶ月の壁」「1年の壁」「3年の壁」といった“壁”にぶちあたって、崩れます。
ただ、対策をきちんととっておけば、それほど怖いものではありません。
そんな「自立」の壁の乗り越え方を考えます。
この映像の閲覧には300円が必要となります。よろしくお願いいたします。課金していただくと、動画のURL(閲覧できるアドレス)が読めるようになります。
ここから先は
¥ 300
サポートしていただければ幸いです。長期ひきこもりの訪問支援では公的な補助や助成にできるだけ頼らずに活動したいと考えています。サポート資金は若者との交流や治癒活動に使わせてもらいます。