イシカワ

アートの世界で這いずるネズミ

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アートの世界で這いずるネズミ

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コレクションの最初の一品

私はいわゆるサラリーマンコレクターです。この言葉の意味には存分に「予算が少ない」や「庶民」という要素が含まれていますし、事実日本の自称(重要)ビッグコレクターとされる人々からは、 「こいつらは自分達とは違う」 という雰囲気を会話や振る舞いからヒシヒシと感じ取れます。これは卑屈で妬み体質の自分のせいでもあります。 補足ですが、自分が本当のビッグコレクターだと思っている方々は、良い意味で下のコレクターを意識しないので、意外とフラットに接してくださり驚いたことがあります。もちろん

    • 小学6年の担任とのハートフルな思い出

      小六の担任Sはまあとんでもない女性教師だった。 進級早々、これまでのアダ名を全部捨てさせ、新しいアダ名を強制されるのだ。 例えば小林君は「コバ」だったのが、呼び捨てみたいでダメだから「コバくん」 自分はずっと馴染みがあった「イシケン」を禁止され「イシちゃん」 教師曰く、みんなは新しく生まれ変わるとかなんとか言っていた記憶があるが、今考えると頭おかしくて恐ろしい。 音楽の教科書の君が代をマッキーで塗りつぶすのも強制的にやらされた。ゴリゴリの日教組だと今ならわかる。 原始人の

      • 自己紹介

         はじめまして、イシカワです。 休日はほぼ全てギャラリー・美術館巡りに費やすアートウォッチャーです。 仕事は好きが高じて、アート業界に転職してもう1年になります。  2007年に芸術好きな友人に無理矢理連れて行かれたジョー・プライスコレクション展をきっかけに美術好きになり、以降国内海外のアカデミックな作品ばかり見ていました。  怒涛のように様々なことがあり、死生観について考えていた2017年に直島の宮島達男作品で現代美術に目覚め現代作品ばかり見るようになり、更に2019年

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