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大切にするべきことは自分から学びたいと思う意思 | #22

サティー( @mama_satty )です。
1年間365本のnote更新にチャレンジ中! 

久々に子供に空手を教える機会があってレッスン後にへこんでました。

が、結局のところ本人が学びたい意思を大切に育てていけば良いと気づいた話。

4.22. WED [Day 22]

・娘のzoomバレエ

・私のzoom空手

レッスン。

どちらも良い感じに習慣化してきた。

しかし、私の空手は自分が習うだけでなく、随分久しぶりに子供たちに教えるという機会が突然にやってきた。

対象の子供はオーストラリア人。

月齢は小学生低学年くらいから高学年ほど。

教えた内容は”正しい姿勢(立ち方) と呼吸方法”だった。

特にそれを教えてといわれたわけでは無いが..
今、基本を重点的に練習するなら絶対と言って良いくらいこれが出来てないとどんな技の練習をしても、技のキメや力を発揮できない問題にぶち当たるからだ。

それだけてなく、姿勢が悪いと本能的に人は自信が無いように見えるのでいじめの対象にされやすく、逆を言えば、姿勢さえ良ければ自信に満ち溢れて見えるので無駄に標的にされにくい。

また、深い呼吸が伴う事で、集中力が増したり、空手に限らず全てのパフォーマンスが向上する。つまり怪我も、しにくくなる。

子供たちへは最初に“問いかけ”からはじめて、
少し会話してから、わたしの思う姿勢メリットを話し、実際にポイントを確認しながら力を発揮するための立ち姿勢を作っていった。

姿勢を作り、10回集中してお腹を意識し、いわゆる、腹式呼吸をやった。


ほとんどは真剣に私の話に耳を傾けてくれたが、どうしても集中力がなく全く姿勢作りどころか呼吸方もやらない子供が中にいた。

私はよりによって、そのフラフラできない子供ばかりが時々、自分の画面上に大きく見えた。

そのせいもあって、子供にもっとわかりやすく、楽しく教えられない自分の不甲斐なさを感じていた。

が、よくよく考えると、その子供は私が姿勢を教える前からその塾の先生の話もまともに聞いてはいなかった。

練習もフラフラと途中で勝手に休んだり、ひどい時は飼い猫を抱いてこちらに見せるようなことをし始めるという始末だった。

それで、さらに家族と思われるかなり大きめの大人が娘に”ちゃんと話を聞きなさい” というような事を横から時々言われていた。

あとからハッとしたのはこの、親からの”〇〇しなさい”的な台詞が益々子供のやる気を奪っているんじゃないかって事だった。


本当にその子供自信が学びたいという事は、誰に何と言われようとも勝手にいろんな事を吸収する

でも、例え良かれと思っていても本人にとってやらされていると感じるものは結局、何の学びにもならないのだ。

これは大人でも一緒だと思う。

だから、昔から可愛い子供ほど崖から突き落とす形式の練習をしていたがそれで良いわけだ。

お笑い芸人の紳助さんの子育て論でも言っていたのは子供には勉強をやりなさいと一度も言ったことが無いということ。

むしろ、”やめなさい

という事で本人の本当の意思を確かめるだけでなく、それどころかやめろと言われたらやりたくなる人の本能をうまく利用していた

だから、私の生徒ではないので勝手にやめろ!とまでは言えないものの...

出来ない子供ばかりを見て自分を責めるのをやめようと思った。

もし、誰かになにかを教える機会がある人は私みたいに上手くいかなくてもあまり、自分や教え子を、責めないで欲しい。

じゃ、今日もあんやとね!



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