ホッコリ酒場どらく
上海出身の友人であるO君が、里帰りする前に久しぶりに浦和で飲みましょう、と言うので
何時に浦和に来れる?と聞いたら
「21時頃」
と返事。
そろそろかなあと20時50分くらいに浦和駅から「今どこよ?」とメールをしてみたら、
「今から渋谷を出ます」と返ってきたので、久々にナカギンザセブンの屋上行こうぜ・・・・。という気分になった。
光画部じゃないので前後1時間の幅をとるとか無いから。マジ無いから!
ほんとに、彼らの大陸時間感覚には毎度のことながらイライラしてしまう。
ヤツが到着するまで立ち飲み屋でホッピー飲みながら、さて、この落とし前をどうしてくれようか、といろいろ算段したのだけれど、例によってまるっきり悪びれずに満面の笑顔でニコニコとやってきたのでちょっと拍子抜け。
河岸を変え、浦和駅東口へ。
鶏の唐揚げにハイボール。いわゆるトリからで乾杯。
割った竹の上で、バーナーで炙って供されるハラミ。
今ちょうど読んでるところの『不夜城2 鎮魂歌』の、上海語と北京語はどれくらい違う言語なのか、方言のレベルでニュアンスくらいは伝わるのか、それともまるっきりちんぷんかんぷんで理解できないのか。
上海人は北京語を理解できるのか、また逆はどうなのか?というイマイチ日本人には分かりづらい疑問をせっかくなのでいろいろ質問攻めにして解消してもらうことに。
日本酒は吉乃川。新潟は長岡の名酒。
O君は麻婆豆腐を。
しかし何で明日から上海に帰るのに、麻婆豆腐注文するのかな!キミは。
ねえ、Oくん、痛風って知ってる?
「ツーフー?」
ふふふ、これ食って明日起きたらわかるかもよ。
と、あん肝を。
上海に生まれ育ったO君みたいな子は学校で標準語である北京語を習うのでどちらも理解できるわけだけれど、北京の中国人は上海人の言葉、発音はほぼ理解不能なのだそうだ。
さらに広東語なんかは100%わかんないんだって。
なるほどねぇ。このあたり、中国語、とひとくくりにして考えていると大きな勘違いをうんでしまう。
さらに、台湾語はどうなの?と聞くと、意外にもそれは標準語に近いので訛り、というかイントネーションの違いのレベルでニュアンスくらいは伝わるんだそうだ。へぇ〜。
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