見出し画像

物憂げな6月の雨に打たれて川崎フロンターレを応援してきた

物憂げな6月の雨のサッカーも良いじゃない。
と思っていたが、物憂げどころじゃなく、なかなかの豪雨っていう。

ずーっと行きたくてタイミング合わなくて行けなかった。
この日ならば!!とチケット取ってもらった6月某日は、見事に雨ザーザー。

でもいい。
初めての、川崎フロンターレの試合観戦。
雷が鳴かなければ、
雨だけなら試合をするであろうとのこと。楽しみ。

熱い応援が繰り広げられるというGゾーンに案内された私。
応援団がいて、大きな旗がたくさんある。

と…、突如始まる応援。
仕組みもマナーもわからず、周りに合わせて手を振って声を出してみる。
応援席の前の方は屋根がないので雨に打たれ、びっしゃびしゃ。

『大雨のため試合開始を10分遅らせます』
「おおぉぉぉ!!」
アナウンスにすら、謎に盛り上がる応援席。
遅れる10分も応援のチャンスとばかりに
選手それぞれの応援歌を歌いまくる、手を叩きまくる。

試合が始まり、さらに熱くなる応援。
水を吸っためちゃデカい旗が、水滴を弾かせながらはためく。(重そう)

「ん…?皆、いつ歌うの止めるのかな??応援に休憩はあるのかな??」

サッカー観戦初心者の私は愚かにもそう思ってしまったのだが、
応援は、声援は、手拍子は、ほぼほぼ休むことなく続くのだった。

雨も降り続く。応援団と前列のサポーターは雨でびっしゃびしゃ。

なのに、前の方のサポーターの皆さんは、桶で水をぶっ掛けられている。
どゆこと????

応援団長さんが、桶に水をすくって応援席に撒きまくっている。
もう雨でびしょ濡れだというのに。
ウケる。

私は雨も水もかからない場所にいたが、パンツまでびしょ濡れになるのも楽しそうだ。
(日産スタジアムのMr.Childrenのライブでずぶ濡れになったのを思い出していた。大雨なのにレインコートを忘れたのだ。)

結局、静かになったタイミングはほぼなく、
Gゾーンの熱気に置いていかれまいと応援し歌い叫び続けた私は

試合が終わったあと友達に感想を述べた
自分の「ダノ゙ジヵッ゙ダネ゙…」という声が
聞いたことないダミ声で、怖かった。
喉が潰れたイノスケみたいだった。

試合は勝った。
川崎フロンターレおめでとう!!と、もちろん思ったが、
力の限りに全身全力で応援していたサポーターの皆さん本当に良かったね、おめでとう!!!
あなた達が嬉しそうで、嬉しい!!!

となった。

ミスチルのライブで手を振ったりコール&レスポンスにテンション上がる私だからなのか、
Gゾーンの応援はすごく楽しくて、ちょっともう、次からもおとなしく応援するんじゃ物足りなくなってそう。

カスカスの声のまま、勝利の美酒を煽って帰宅をした私は、また一つ新しい楽しみを見つけてしまったみたいだ。
(テレレレッテッテッテー♪)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?