2021年

今年は何があったっけ?と思い出しをしてて……

3月、まず梨の花が過去最速な感じで咲き、驚きました。これは後の収穫に大きな影響を及ぼすことになるのだが後述……

冬から春、初夏にかけては小学生や大学生と演劇のWSをしたり「戯曲を読むお籠り」と称してzoomで夜な夜な演劇を作る妄想を語り合ったりしていました。

夏というか7月は、ナガノオーガニックエアーで長野県小諸市に1週間ほど滞在しての創作。島崎藤村『破戒』をブルーベリー農家兼劇作家の黒岩さんが戯曲化したものを演劇にしました。その記録はコチラにまとめて頂いてます。

https://note.com/naganoair/m/m744191a6a31e

あと、7月は直売所の2階から1階にリフトごと落ちました。凄い痛かった。

8月になると梨の収穫が過去最速の早さで始まり、それは前述した開花が早かったからで当園比で1週間ほど収穫日が早まったのではないかと。ただ、それによりお盆の贈り物として「幸水」を使って頂けた(例年だとお盆に間に合わないことが多かった)ので、地球温暖化の影響なのかも知れないけれど、梨商売としては悪くない現象でした。とはいえ、これ以上早まると厳しいけど……

10月は、まず私事ではないのですが、梨園を手伝ってくれている近所の伊藤全記君が演劇人コンクールで優秀演出家賞を受賞しました。住んでる所が何処かなんてのは偶々なことなんですが、凄く小さい鎌ケ谷市に億土さんと私と全記君と同じコンクールの同じ賞の人が3人住んでるの、変なの〜と思ったりします。なお、最優秀賞はいない……。

同じ10月に、ナガノオーガニックエアー小諸の総決算として『破戒』のリーディング公演も行われました。ここまでの1年の大半は黒岩さんや白身さん藤澤さんや野村さん…(というか長野県の皆さん)に大きな刺激とエネルギーを貰ったのでした。

11月、というところで…一旦区切りがついた感もあったので、魔除けとして1年以上切っていなかった髪と髭を切りました。今思えばコレが良くなかった。髪と髭を切った3日後に左上の奥歯が割れ、そこから化膿が眼の方まで広がり、歯科から始まり、内科、眼科、耳鼻科と普段はあまり行かない医者に行くようになりました。それによってご迷惑をかけた方々(主に百景社)には深くお詫びします。

11月のその後、去年に続き百景社『誤解』に舞台美術で参加させて頂きました。百景社『誤解』は海外戯曲とがっぷりヨツに組んだ横綱相撲という感じの創作で、そしてそれが演出と集団と場所の掛け合わせによって成立していることが(去年も感じたことですが今年もあらためて)「イイね!」と思いました。

12月は、去年から作っては休んでをしていた鎌ヶ谷AGの新作稽古を再開し、京葉演劇研究會の創作も併せて始まったところです。どちらも直売所にて。

厄年が終わると中年の身体から老人の身体に少しずつ変わって行くんだよ。つい何日か前にセンパイに言われた言葉ですが、たしかに自分の身体の変化を感じるところなので……色々と思い返すに、そんな自分と家族と友人たちの健康を願う年の瀬です。皆さんにおかれましても、良い年をお迎えください。

2022年は、まず2月23日に上田市のサントミューゼで行われる月影瞳さんのコンサートに演出と舞台美術で携わります。よろしければ足をお運びください。詳細は↓になります。

http://sainotsuno.org/event/tsukikagehitomi-home-coming/

鎌ヶ谷AGは野外劇を京葉演劇研究會は室内劇をどちらも春頃にはお見せしたいと考えています。その折にはどうぞウチの直売所まで足をお運びください。

1.撮影日を見ると3月25日に満開になってる。


2.去年から全記君や億土さんと始めかけている私営の演劇部。こちらも2022年は活動していきたいところ!


3.zoomで戯曲を読むことは梨が始まる前まで毎週やっていた。でもこの写真の5人中4人は家が近所、近所でもzoom、巣篭もり中だった。


4.百景社アトリエをお借りしてWSをしました。テキストは岸田國士『紙風船』。


5.ブルーベリーガーデン黒岩の隣の田んぼ(つまり他所の土地)も使って『破戒』試演会。


6.梨はけっこう良かった。


7.伊藤全記演出『胎内』は夜な夜な梨園で走り込みとかしながら稽古していた。上演会場は屋内なのに……。


8.『破戒』リーディング公演はブルーベリーガーデン黒岩の特設劇場。でも、こんな建物、夏に来た時は無かった。


9.百景社『誤解』


10.鎌ヶ谷AGも稽古再開。中島敦『名人伝』作ってる。


11.月影瞳コンサートは2月23日(水・祝)です。

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