第29回 #ぼくてつカフェ「出会うって、なに?」の簡単なレポート
第29回 #ぼくてつカフェ (哲学カフェ)を開催しました。
2020年7月のスタート以来、ずっとオンラインで開催してきましたが、29回目にして初のリアル開催となりました!
当日!
よく晴れて、最高気温18℃のあたたかい日。
運営チームで早めに集合し、会場設営しました。
13:20 入室開始。申込者13名⇒参加者13名(うち初参加1名)。
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13:30 スタート。
運営から「参加にあたっての注意点」「哲学対話の心得」を説明。
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みんなで「問い出し」。
参加者がそれぞれに思うところを「問い」の形で出しあう。
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出た問いはこちら。
①良い出会いと悪い出会いって何だろう?
②人の出会いと人以外の出会いの決定的違いは何だろう?
③知らない人と会うのは危険か?
④出会いは自分や他人がどのぐらいコントロールできるか?
⑤親が出会いをコントロールするのは良いのか悪いのか?
⑥人生で必要な人には必ず会えるのか?
⑦どうして人に会いたくなるのか?
⑧何をもって出会ったと言えるのか?
⑨もっと出会ったほうがいいのか?
⑩どんな出会いが胸騒ぎになるのか?
⑪悪い出会いかもしれないのに今日ぼくてつカフェに来たのはなぜか?
⑫出会いって避けられるのか?
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多数決で「本日の問い」を決める。
本日の問いは【⑦どうして人に会いたくなるのか?】に決定。
ここまでで約1時間。
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本日の問いについてみんなで議論。
約1時間、いろんな意見を交わしました。
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15:30、本編終了。
参加者もいっしょに会場を片づけ。ありがとうございました。
「廊下」(※)をどこにするかで若干グダグダしつつも、8~9名が「廊下」に残り、ふりかえりや雑談など約3~4時間。おつかれさまでした!
※オンライン開催時に「廊下」とよんでいた空間(二次会的な場所)は、今回のリアル開催ではまさに廊下的な、会議室の下の階のロビー的な場所になりそうだったけど、結局「目の前のカレー屋さん」に落ち着いた。ドリンクだけでも利用OKかつ空いててラッキーだった。
【感想】オンライン開催時の常連さんも参加してくださり、オフ会的な雰囲気。とはいえほぼ初対面同士なので最初は若干緊張感もあった。次回から要BGM。
コミュニティボール(毛糸でつくられた毛玉)を使って対話。ボールを投げる、受け取る、という軽い運動がともない、ときおり「ナイスボール!」「ナイスキャッチ!」といった声が飛び交った。
どうして人に会いたくなるのか。その前提には「余裕」が必要なのかもしれない。時間・お金・気持ちなどの余裕。また「人に会いたいのは寂しいから」という意見が出て「寂しい」も一種の「余裕」というか「暇」だよねと思った。
本編→廊下のグダりを若干反省。後日、運営MTGで「次回は移動をサッとしたい」と宣言したのだけど「でも哲学カフェにおける運営側と参加者って、ホストとゲストって関係性というわけでもないし」という意見がでて、なるほど、たしかにそういう認識でいることは大事ですね、と思った。「会場の片づけは運営だけでやったほうがいいのかも?」という意見が出たときもやはり「ホストとゲストではないから」と。ぼくてつカフェの運営を始めて3~4年になるけれど、ときどきこういう「関係性」をたしかめる場面がやってきて、自分や周りを見直すきっかけになるなあと思った。次回からもぼちぼちやっていこう。
次回は4月6日、オンライン開催です。
はじめての方も、2度目以上の方も、お気軽にご参加ください!