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定期的に訪れたい都市バンコク編(2)

2日目

なんと前日ホーチミン+バンコクで28kmも歩いた為、なかなか起床できず、10時過ぎにホテルをチェックアウト。前日に通りすがりの日本人が美味しいと噂していたレストランで食事。面白みのないことを言ってしまいますが、1人で食事をするのはあまり好きなタイプではないので、10分ほどで済ませてしまいました。

朝食


とはいえ、食を知ることはその国や土地柄を学ぶ為にも非常に大事なことかと思いますし、旅行中に食事は適当で済まそうと言って好意的に思われることは滅多にないかと思いますので、ちゃんと下調べした上で美味しい食事を食べることは旅行のクオリティを上げる重要な要素の一つだと思います笑。

寺院へ

朝食を済ませ、ナナからアソークまで徒歩移動。アソークから地下鉄でワット・アルンを目指します。バンコクの地下鉄はクレジットカードのタッチ決済で乗車することが出来るので、非常に便利です。日本でも一部試験的に導入されている路線がありますが、インバウンドが増加するのは間違いない状況の中、こういったちょっとした便利さを追求していくことは非常に重要だと考えます。
コロナによって、鉄道会社は純粋に鉄道路線を運行するより、不動産事業等で利益を稼ぐ方針にシフトしてしまったのか、私が利用するJR山手線は本数が非常に少ないですし、単純に人口減少が見込まれる中、鉄道事業での新たな取り組みには消極的なのかもしれないですが、旅行者にとってタッチで改札を通過できるほど優しい仕組みはないので、是非推進してほしいところです。

駅構内のマスターカードの広告
ターミナル21にある東京Fのトイレ
改札。これを並ぶのとそうでないのでは大違い。
海軍基地
イサラハップ側から歩いて向かいました
ワットアルン

チャオプラヤー川を渡る

チャオプラヤー川からワットアルンを眺める

バンコク・観光と調べるとほぼ全てのサイトで3大寺院である、「ワット・ポー」、「ワット・プラケオ」、「ワット・アルン」は人気の観光スポットとして紹介されており、世界中から観光客が訪れます。 三大寺院は全てバンコクに位置しているため、同日に3つの寺院を回れます。というより回った方が良いです。

正直な話をすると、小学生や中学生の頃は寺院やお城といった建物に関心があり、日本で観光をする際には大体最初に行くようにしていたのですが、年齢とともにそういったものへの興味は薄れてしまっており、写真を撮って満足してしまっています。その建物や寺院が造成された歴史的背景や地理的な背景を知ることには関心があるのですが、建物だけを見て何か特別な感情が湧くことはだいぶ少なくなりました。というより、寺院という括りであれば日本でも馴染みがあるため、希少性を感じないからかもしれませんが。

ワットプラケオを訪問し、約4時間ほどで3大寺院を見終えました。ワットプラケオだけは王宮があるからでしょうか、短パンでの入場が認められず、近くの商店で50バーツでレンタルしました。35度を超える猛暑の中、長ズボンで観光をする訳がないので、レンタルしている観光客はかなり多数いたと思います。無料であげると言われても不要なくらいなので、当然購入はしませんでしたが、普通にレンタルするのが面倒なので、備忘です。

正直な話、ワットプラケオはあまり覚えていなく、うまく説明できません笑。
が、せっかくバンコクに行くのであれば是非行くべき場所かと思いますので、
検討してみてくださいね。

久しぶりのカオサン通り

その後15分ほど歩いてカオサン通りへ。流石に猛暑かつ距離もある為、多くの観光客がトゥクトゥクを利用していましたが、出来るだけ歩いて肌で街の隅々まで感じたいタイプなので、歩いて向かいます。連れがいたら嫌われそうですが笑。

久しぶりのカオサン通りは前回訪問したのが夜ということもありましたが、良くも悪くもこの3年でかなり整備されていた気がしました。

昼のカオサン通り
カオサン通りまでの過程での一枚
露天で食した昼食

夜のカオサン通りがこの時どのような状況だったかは分かりませんが、前回来たのが夜だったことに加え、そもそも夜盛り上がる場所に昼来ても特に何も無いのと同じで、そんなにやることもないので、簡単に一周して市内へと戻ります。

その後地下鉄の駅まで25分ほど歩きました。この25分がなかなか面白くて、ローカル向けの八百屋があったり、小さなコンビニがあったりしますが、休憩できるような場所はなく、まだまだバンコク圏内でも栄えている場所とそうでない場所の差を感じます。東京23区くらいであれば5分も歩けばコンビニかカフェ等は必ずありますし、車が走っていない場所を探す方が難しいくらいですが、こういった歩いている瞬間に色々と感じることができるのも楽しみかと思います。

いわゆる観光をやりきる

前回アユタヤに行ったり、マーケットに行ったりし、今回3大寺院もざっと観光できたので、「バンコク 観光」と検索して上位にでてくる場所は大体訪問できました。少し時間が余ってしまったので、ナナ周辺をぶらぶらしてました。

定期的に訪れたくなる理由

さて、バンコク編のタイトルにもなっている「定期的に訪れたくなる」ですが、理由はシンプルで、来る度に目に見える形で街が進化しているのが分かるからに他なりません。GDPやCPI、住宅着工件数や有効求人倍率など経済の指標となるモノは沢山あります。ですが、現状の日本で生活していると、物価の上昇はあっても、賃金の上昇がない事や、インフラが新たに建設されることも少なく、都市レベルで大きな変化を体感するのは難しいのではないかと感じます。

バンコクに限らず、東南アジア諸国ではメトロやマンションなどの開通が相次いでいます。バンコクも前回訪問時はドンムアン空港から市内にメトロは開通していませんでしたが、この3年で開通され、市内への利便性が格段に向上しました。

街を歩いていても、ショッピングモールやタワーマンションの建設ラッシュで、この5年間の大型複合施設への投資は2兆円とも言われています。シンガポールほど完成された街並みでない気もしますが、今後訪問するごとに変わった形相となっていくことでしょう。もちろん、都市部の交通渋滞やバンコク市内とそれ以外の地域格差等、課題もあるかとは思いますが、そういった課題の解決がどうなっているかを肌で感じることも含めて、定期的に訪れたいなと感じました。

新聞や本を読んで定量的な分析や数字を用いた成長度合いを読み解くことも大事ですが、なんとなく肌で定点観測した上で都市の変貌ぶりを感じることも旅の醍醐味の一つだと感じました。

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