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観光記ーオーストラリア、シドニー編ー

さて、話はメルボルンからシドニーへと移る。このペースで執筆していくといよいよ1年かかってしまうので、シドニー編もハイライトを随所に述べていくという形で遂行していく。

メルボルンのアバロン空港からジェットスターの飛行機でシドニーへ。アバロン空港はとても小さな空港で、シドニーorクアラルンプールに行く際にしか利用することはないだろう。市内からも深夜にも関わらず1時間はかかった。

シドニーに到着した際は、前日に引き続き猛烈な痒みに加え、眠気もあった事から全くテンションが上がらなかった。機内では爆睡したにも関わらず。

シドニー国際空港は市内から8kmと非常に立地の良い場所に位置する。その為、セントラル駅までも電車で10分ほどで到着した気がする。セントラルからホテルまではUberで移動。この時の運転手には危うくバックられかけられたが、乗車後は丁寧にシドニーの街について教えてくれた。

宿に到着したのは午前10時だったように記憶している。今回宿泊したのはWoolbrokersHotelというホテルで3泊で確か1一人8000円くらいだったと思う。wifiの速度が遅いなどの悩みはあったが、中心街へのアクセスを考えれば極めて良好なホテルであった。

彼女と訪れていればダウンタウンのハイアットとかに宿泊する可能性もあったと思うけど、10年来の仲の友人との旅行であればホテルの質は正直そんなに重要でない。人間関係居心地が良い以上に大事なものはないように感じる。

スーツケースだけ置いてからとりあえず街を散策。疲労もあった事から近くのPirrama Park Playgroundという公園まで歩いたところで休憩。(私はこの際が最も体調が悪かった。)友人2人は朝日とともに気分も上昇していたのか遊具で無邪気に遊んでいた。

この公園の遊具でコーヒーカップのようなものがあったのだが、ふざけた友人が回転した影響からかぶっ倒れたの見て爆笑。一気に体調が戻った。友人には感謝しなければいけない。

たまに酔っ払っているときにふと誰かと話して酔いが覚めたりするあの瞬間と同じ。人間の身体構造はなかなか奥深い。

その後Googleオーストラリア支局の目の前を横切り、オーストラリア国立海洋博物館でトイレに行き、ハーバーサイドショッピングセンターで朝食を摂り、私は爆睡。起床した後にホテルでチェックイン。夕方、市街までバスで行く。このバスは混んでいるし、渋滞もひどいのでなかなかしんどかった。(結論から言うと、シドニー中心街は徒歩での移動で十分である。)

降り着いた先はQLBの近くのH&Mの前であった。とはいえ特段目的があるわけではないので、とにかく街を散策する。シドニーの街並みはシンプルに都会であるので、東京に雰囲気が似ていると形容すると分かりやすいのではないだろうか。

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このパーカーはなんとなく買えばよかったと後悔。店名は忘れましたが、日本人の店員さんが何人かいらっしゃいました。

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街中では恐竜が演奏するような場所もあってフランクな雰囲気でした。

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QLBというシドニーの中心街のデパートをバックに福岡ソフトバンクホークスの松田選手のモノマネ。

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人生初の真夏でのクリスマスは新鮮なものであった。寒いのは嫌いですが、違和感がありました。。笑


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サーキュラーキーという港。有名なオペラハウスのすぐ目の前は洒落たバーのような場所に。本当この世の中でもトップクラスに雰囲気がいい場所。こんな所で恋人とお酒を飲む瞬間に勝る幸せな瞬間はないのではないかとすら感じる。

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シドニーといえばオペラハウス。次回訪れる際には必ずオペラ鑑賞もしたいものです。

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翌日はシドニーに在住している友人とシドニーを散策した。久しぶりの再会であったが、久しぶり感を感じさせない時間であり、あっという間の半日であった。

色々とシドニーに滞在する事で感じる事を教えてもらったり、ハーバーブリッジを歩いたりしました。昼食もご馳走になりました。

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インド人の方が撮ってくれた写真。何度も色々な角度で撮ってくれるのはムンバイを訪れた時と変わらなかったのが印象的であり、こういった写真撮影をお願いする時の対応でも国ごとの文化の違いがあるのかな、、と思ったりもしました。

この後、ボンダイビーチに行き砂遊びをしてました。わざわざシドニーまで来て砂遊びかよと思うかもしれませんが、こういった遊び方がまた楽しかったりするので、この年齢でこのメンバーで行く醍醐味はこういった遊び方だったんだと思います。素晴らしい。

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最終日はブルーマウンテンに行きたかったのだが、山火事の為断念。代わりにタロンガ動物園へ。カンガルーを触る事は出来ず。但し、テーマパークとか動物園、水族館の経営に将来携わってみたいなという思いがあったので、海外のこういった場所に来るのは本当に勉強になりますし、色々と気づいたり感じた事は今も参考にしています。

但し、上野動物園とか多摩動物公園は世界でも絶対に勝てる動物園だと思います。そんな何十個の動物園を訪れた訳ではないですが、圧倒的に動物の数も多いですし、上野は立地も素晴らしい。多摩は少し東京の郊外にありますが、ライオンの飼育数は恐らく世界の中でも圧倒的。

個人的にはマーケティング次第では、パンダに頼らずしてもっと世界的な動物園になれると思いますし、いつか自分も日本のエンタメが世界で勝つことに貢献できればいいなと思いました。

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タロンガ動物園に行く際は必ずフェリーに乗船する必要があるのですが、これはなかなか気持ちの良いものでした。別に動物園に行かなくてもひたすら乗っていられるような感覚。

シドニーは知名度の割に観光地が少なく、実はオーストラリアを訪れる観光客もあまり訪れていない印象がある。ケアンズとかゴールドコーストとかバースとかに行かれる印象です。確かに、学生が好きそうな観光地こそ少ないのは事実なのかもしれないですが、東京で生まれ育った自分としてはなんか東京に似た雰囲気があり、安心感がありました。

活気もありますし、人種の多様性もあるので居心地も良い。天候も基本的に温暖。そしてこれは実際のデータも参考にしましたが、何よりオーストラリアは平均年齢が若い。2021年のシドニーの居住人口における平均年齢は36歳前後らしく、街中若い人が多いんですよね。

やっぱり若者が多ければ活気も湧きますし、雰囲気も明るくなります。高齢者の方々が悪いわけでは全くないのですが、日本にいるとどうしても活気や明るい空気感が不足しているなと感じることが稀にあります。

日常的に感じるわけではありませんし、渋谷のような街に繰り出せば嫌でも若者で溢れているのですが、シドニーのサーキュラーキーなんかは20代の比率が60%くらいなのではないかと感じました。

このほか、フロリダのマイアミやベトナムのハノイなんかも本当に若者で溢れていて、活気があります。

少子高齢化問題は毎日のように日本の新聞でも問題視されていますが、いくら新聞を毎日読んだりテレビを見たり、あるいは本を読んでも実際にはなかなか少子高齢化が現実的に進んでいるのは実感できなかったりします。

実際には社会保障費への支出が年々増加し、生産年齢人口も減少していくわけですから、私のような年齢の人間には実は大きなしわ寄せがきていたりもする訳ですが、このように今の日本の問題や課題は諸外国を観光するだけですぐに肌感で感じる事が出来ます。

私は仕事柄幅広い年齢層の方とお話させて頂くので、高齢の方も若者とお話させて頂くのも本当に好きなのですが、若者が溢れる街に身を置くのはいつだって本当に気持ちの良い事だということを再確認しました。

何よりも活力を貰えます。

次シドニーを訪れる際には自身もこの街の活力に負けないような活力を持って日々の出来事に取り組めていることを願っています。

最後に、この旅でお世話になった友人の方々に心から御礼を申し上げさせて頂きます。また歳をとって色々なライフイベントがあっても無邪気な笑顔で、世界のどこかで再会出来ることを心から願っています。

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