なぜ景気が良くないのに、株価が上がり続けるの?
複収入コンサルタントの石野です。
今回は、
景気と株式市場、仮想通貨市場について
です。
2020年後半から株式市場、仮想通貨市場はとても盛り上がっていますね。
ここで疑問が生まれた方は、マネーリテラシーを鍛えている方かもしれません。その疑問とは、
世界は新型ウイルスショックで景気がいいわけないのに、なぜ株価が上がるんだろう?
これ不思議ですよね。
この答えは、おそらく、
「世界各国がお札を刷りまくっているから」
だと思います。
つまり、、、
コロナショックの経済対策で各国追加予算を発表、通貨を増刷し、必要なところにお金を供給している。
アメリカの通貨供給量
2020年3月23日:4兆1365億ドル
2020年5月22日:5兆662億ドル
2か月で+9,297億ドル(+23%)
これ、2か月間で相対的にドルの価値が23%下落しているということです。
え、ドルの価値が下がったらドル安になるんじゃ?
そんな顕著なドル安にはなってないけど?
これは半分正解だと思います。通貨為替にはあまり影響していない。
なぜなら、世界全体でこれをやっているからです。
これは、世界的な通貨安(お金の価値を下げるインフレ)になっている、と言えます。
ピンときた方いますか。それは、
世界が日本と同じことおっぱじめた!
日本は、元からアベノミクスでお札を刷りまくって円の価値を下げ、円安ドル高に誘導しようとしている。詳しく知りたい方は⇩
相場は需要と供給のバランスで決まります。
今までは、
各国の経済状況、政策を見て、円にお金が流れたり、ドルにお金が流れたりしていました。
今回は世界中の国が弱ってしまって、通貨自体の力が弱まっています。
通貨で保有したら価値が下がる→通貨以外の他の資産に換えておこう
これは自然な流れだと思います。
結果、どの国にも属さないビットコインにお金が流れた。
これも、グローバル化の1つの現象だと思います。(ウイルスが推し進めているのはなんとも皮肉ですが)
これからは、日本人だからと言って日本だけを見ていると、生き残れない時代に突入しているのかもしれません。
株、ビットコインで大儲けしてやろう!
ではなく、
自分の資産を守るために、資産分散が必要です!
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