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「玉虫小箱(小)秋草」(「キャッツ」)

さて今日も、玉虫塗風小箱の柄違いです。

こちらは、秋草の模様。

小さめサイズですので、置き場所に困りません。

アクセサリー入れ等に、どうぞ。

詳しくは、当店のホームページを、御覧下さい。






さて、今度は、いまさらですが、「キャッツ」を見ました。

2019年の映画版で、監督はトム・フーパー、出演はジュディ・デンチ、ジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフト、イドリス・エルバ、イアン・マッケラン。

恐ろしく評判の悪かった映画ですので、どうしようか迷ったのですが、一応、見ておくことにしました。

実際、見てみますと、これは確かに酷いですね。ミュージカルなのに躍動感の欠片もありません。

「レ・ミゼラブル」を見ても思いましたけど、この監督はミュージカルを撮る才能はないですね。

「英国王のスピーチ」のような地味な話を手堅く撮るというのが、一番得意なのではないでしょうか?

それなのに、「レミゼ」がなぜか大ヒットしたせいで、「キャッツ」で一儲けしようと思ったやつらに担ぎ出されて、こんな結末に・・・。

でも、監督によって、得手不得手があるのはしょうがないですよね。

例えばロブ・マーシャルなんかは、「シカゴ」、「ナイン」といったミュージカルは、実に上手く作っていましたが、アクションものである「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」は、ゴミみたいな映画でしたし・・・。

それは、ともかく、これだけは一応書いておかないといけませんが、「キャッツ」自体は傑作です。

確かに、ストーリーは、あって無いようなものですが、歌とダンスが見事に融合されています。

以前、90年代に出た、舞台版の映像化を見ましたが、躍動感溢れる素晴らしい作品でした。

映画版のあまりの下らなさに驚いた方は、ぜひ、この舞台版を見て、「キャッツ」の真髄に触れていただきたいと思います。


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