石田裕子(サイバーエージェント専務執行役員)
記事一覧
「自分には人を見る目がある」と思っている人ほど要注意?人への洞察力を磨くには。
皆さん、こんにちは。今回は「人を見る目」について書かせていただきます。
「人を見る目」がある人とない人がいるとした場合、その違いは何かと聞かれると、人事領域で仕事をしている人でも即答できないことが多いかもしれません。たとえば採用に関わる社員も、ただ相手と対話して採用するかしないか、会社に合うか合わないかをジャッジすればいいわけではなく、候補者となる人の能力や考え方、価値観などを把握するための材料
1on1が意味のあるものになっているか。目的を果たしていない部下との面談は「逆効果」
皆さん、こんにちは。今回は「1on1ミーティング」について書かせていただきます。
1on1(ワンオンワン)ミーティングとは上司と部下が1対1で対話する面談のことですが、特にコロナ禍で社員同士が直接顔を合わせない状態が続いた時にその価値が注目されました。(コロナ以前も上司と部下の定期面談自体はどの企業にもあったはずですが、急速に誰もが「1on1」の重要性を認識し始めたような印象を持っています。)
本番に強い人と弱い人の大きな違いとは。ここぞという場面で力を発揮するために必要なこと
皆さん、こんにちは。今回は「勝負強さ」について書かせていただきます。
パリオリンピックが終わりました。柔道やレスリング、体操だけでなく、「日本勢初のメダル獲得」となった競技や種目がいくつも生まれ、世界と対等に勝負できることを印象付けたような大会ではなかったかと思います。
四年に一度の大舞台だからこそ、選手たちにかかるプレッシャーや緊張感は想像以上のはずです。そのような場面で実力を発揮できる人も
ミドル層が停滞している企業は成長が鈍化する?能力を生かし切る“役割”セットと“配置”が再生のカギ。
皆さん、こんにちは。今回は「ミドル層の生かし方」について書かせていただきます。
企業が成長し続けていくためには、若手からミドル層、ベテラン層に至るまで、あらゆる年齢、属性、スキルや経験を持った人材がそれぞれ能力を発揮してもらわなければなりません。特に、労働力人口の約半分が40代~60代となるというデータもあり、この層の活性化をどのように図っていくかは多くの企業にとっての経営課題の一つではないかと
採用力の高い会社に共通する特徴とは。求職者にとっての“選択肢”をいかに増やすかがカギ。
皆さん、こんにちは。今回は「採用力」について書かせていただきます。
政府が定めている現行の就活ルールは「3月に広報解禁」「6月に面接解禁」となっていますが、事実上このルールは形骸化し、面接解禁の段階では既に約半数が就活を終えているというニュースもあります。記事には、
とあり、人員計画通りに採用ができていない企業は実に6割以上もあります。
優秀な人材を企業が採用できる能力を「採用力」とするならば
集中力を高めるために、すぐにでも実践できる9つのこと。デジタル時代に欠かせない“引き算”の発想。
皆さん、こんにちは。今回は「集中力」について書かせていただきます。
仕事に限らず勉強やスポーツなどにおいて、集中力が高まった時に発揮できるパフォーマンスと、集中力が低い状態で発揮するパフォーマンスに大きな差が出ることは明らかですが、集中力を維持し続けることも、さらに高めていくことも、自分の特性や自分に合った方法が分からないまま日常生活を送っている人は、予想以上に多いかもしれません。
引用した記
「スキルアップ=ハードスキルの習得」だけではない。AI時代にこそ必要な真のスキルとは。
皆さん、こんにちは。今回は「ソフトスキル」について書かせていただきます。
「リスキリング」の必要性が叫ばれて数年が経ちますが、個人の新しいスキル習得への意欲の高まりに加え、企業が社員に対する教育投資を行い、成長機会を提供することが徐々に標準化してきました。リスキリングに注力することによって個々のパフォーマンスレベルや生産性向上を図るだけでなく、“人への投資”を明確に経営戦略の柱の一つに据えること
ストレス過多の時代にどのように向き合うか。「個人が意識すること」と「企業が対策すべきこと」を考える。
皆さん、こんにちは。今回は「メンタルヘルス対策」について書かせていただきます。
4月に入社や人事異動などで新しい生活が始まり、5月の大型連休を経て生活リズムを取り戻すのに苦労しているこの時期、社員が新しい環境に馴染めず、メンタルヘルス不調に陥るケースが多くなります。
業務過多や人間関係の悩みなど原因は様々ですが、社員のメンタルヘルス不調は生産性の低下や離職につながり、企業側の適切な対応がとられ
経営人材を育成する上で、知識や経験をインプットする以上に大事なこと。
皆さん、こんにちは。今回は「経営人材育成」について書かせていただきます。
経営人材をどのように育てていくかは、各社共通の経営課題だと思います。現経営陣に、知識や経験、ナレッジ、実績、信頼、あらゆるステークホルダーからの評価、経営に必要な勘や感性などが蓄積されればされるほど、それを受け継いで同じように(またはそれ以上に)経営をすることの難易度が上がっていきます。
中には、社内で育成することはやめ
新入社員の定着のために、配属ガチャ対策だけで本当に十分なのか。直面する人材不足時代に備える。
皆さん、こんにちは。今回は「新入社員の定着」について書かせていただきます。
コロナ禍を経て、今年の入社式は、完全に対面スタイルで実施する企業が増えましたが、中には従来のような形式的な入社式ではなく、一風変わった形で新入社員の入社を歓迎する企業も増えてきました。社員との交流を促進したり、会社への愛着を深めるための工夫をするなど、新たな試みも多く見られました。それだけ新入社員の満足度を高め、働き続け
新入社員こそ抑えておきたい、仕事の「スピード」と「質」と「効率」を上げるためのコツ。
皆さん、こんにちは。今回はこちらのお題企画、「#仕事のコツ」について書かせていただきます。
4月。新入社員が一斉に入社して、いつもの職場がより活性化されている頃だと思います。
一昔前は、新人こそ「質より量」を追求することが推奨され、まずは膨大な仕事量をこなすことで、徐々に仕事を覚えていけるものだと発破をかけられていました。ところが働き方改革によって企業の労働時間管理が厳しくなり、仕事量を増やす
なぜ適切なフィードバックは人を成長させるのか。大切なのは、本人の納得感を引き出すこと。
皆さん、こんにちは。今回は「フィードバック」について書かせていただきます。
引用した記事には、従業員から見て社員の士気が高い会社のランキングの発表がありましたが、上位の企業には以下のような特徴があるようです。
1つ目は、フィードバック文化があり、成長できる環境があること。
2つ目は、権限委譲を進めていて、経営にスピード感があること。
3つ目は、明確な評価基準があり、企業文化を確立していること。
転職を希望する人が増えている理由と、転職を踏みとどまる人が増えている理由。主体的なキャリア形成を企業がどのようにサポートするか。
皆さん、こんにちは。今回は「転職」について書かせていただきます。
新型コロナウイルスの影響で、一時採用活動を控えていた企業が採用を再開し、2023年に引き続き2024年もあらゆる業界で求人数が増加しています。
転職市場が活況になっている今、転職希望者は5年前に比べて2割も増えているそうです。そんな売り手市場になっている中で、リクルートワークス研究所の調査では、転職希望者の87%は1年以内に転職
「管理職になりたい」を生み出す6つの工夫。管理職の魅力を高めて次世代の経営人材を育成する。
皆さん、こんにちは。今回は「管理職の創出」について書かせていただきます。
「管理職になりたくない」「自分が向いているとは思えない」と尻込みをする社員はまだまだ一定数存在します。業務量が増えるばかりか、求められる責任が重くなり、プレッシャーもストレスも今まで以上にかかるくらいなら、もっと自分らしく、好きなことややりたい仕事を追求していく方が良いと考える人が多いのも頷けます。
一方で、米証券取引委
“JTC”や“大企業病”から抜け出すために、人事制度の見直し以上に大事なこと。
皆さん、こんにちは。今回は「JTC」について書かせていただきます。
JTCとは「日本の伝統的な企業(Japanese Traditional Company)」のことですが、この言葉は最近SNSなどでよく見るようになりました。「稟議書等を紙で行っている」「仕事の質よりも量で評価される」など、非生産的な文化や伝統が残っている企業のことを指します。
よく「大企業病」と言われますが、保守的、かつ前例
上意下達の組織からの脱却。閉塞感を打破するには、「なぜ」を追求できる組織への転換を。
皆さん、こんにちは。今回は「理想の組織」について書かせていただきます。
日本経済は「失われた30年」と言われる低迷を続けています。多くの日本企業には閉塞感が充満し、知らない間に硬直化した組織が出来上がってしまっているのです。その原因は何なのかを特定せずに、組織に何か不具合があったとしても、その不都合な現実から目を背けた結果、会社が大きな危機にさらされることはよくあることです。
先行き不透明な時