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五感で未来を体験!一ノ宮公園の将来像は?[SIWR#26]

「インターン・ワークショップ・レポート」は、大学生によるワークショップ現場の率直レポートです。2018年から冊子として発行してきたものをnoteでは新旧織り交ぜて紹介していきます。
note版#26は、三國さんによる『聖蹟桜ヶ丘かわまちづくり 青空ワークショップ(ミニ社会実験)(2021 年10 月26 日)』のレポートをお届けします。

みんなで確かめる現場の様子

 地域の方々との話し合いを通じて作成された設計図はどのようなものなのか?今回は、公園づくりに関心のある地域にお住まいの方、多摩市役所職員、民間企業の方と一ノ宮公園を訪れて設計図を五感で確かめ、公園をどのように活用・運営していくべきなのかを考えました。
 最初は3つのグループに分かれ、一ノ宮公園を歩き回りました。設計図に描かれている階段の広さや出店が予定されているキッチンカーの大きさをテープやレジャーシートを用いて動線を想像したり、騒音計で音の大きさを計測したり。ワークショップに参加した方々は初対面の方も多かったのですが、身体で感じたことを和気あいあいと話し合う様子がとても印象的でした。

公園でリラックス!

 1 時間後、みんなで一緒にのんびりタイム!コーヒーやお茶を飲みながら楽しく談笑しました。しかし、これももちろんワークショップ。おしゃべりしながら日なたと日陰の地面の温度を測ってみたり、音楽をいろいろな音量で流して気になるボリュームはどれくらいなのかを調べてみたり。屋外のせいか、思っていたよりも騒音が気にならないという発見もありました。実際、音楽に耳をすませ、風を感じながらレジャーシートの上で横になってみたところ、とてもリラックスすることができました。都心部は身近に自然を味わうことができる場所が少ないので、川が近くにあることや広々とした空間でのどかな雰囲気を味わえるというのも一ノ宮公園の魅力になると思います。皆さんも一ノ宮公園で横になってみてはいかがでしょうか?
 その後はストレッチの時間。みんなで身体を動かしてみると、公園の広さを実感することができました。10 月下旬に差し掛かり少し肌寒かったのですが、そんな寒さを忘れさせるように石塚計画デザイン事務所は熱い心を持って半袖半ズボンで臨みました!

白熱した意見交換会

 最後はワークショップで得た気づきをみんなで共有する時間。グループごとにディスカッションを行ったところ、議論が盛り上がりすぎて終了時間ぎりぎりまで話し合いが続きました。
 「水たまりができやすい」といったインフラの問題が指摘されたり、「たくさんの団体が公園の運営に絡めるような工夫が必要そう」といった制度・運営面の課題への対策方法、公園が「遊べる空間」、「座れる空間」になるよう「公園の使い方に余白を持たせたらよさそう」というアイディアが出ました。

みんなでつくる一ノ宮公園

 今回のワークショップを経て、参加者の方々からたくさんの重要なご指摘をいただくことができました。今後も「まちとつながった公園」、「地域や民間企業が運営に関わる自由度の高い公園」を目標に、ディスカッションを重ねながら公園に関わる方々のご意見を設計に反映していくそうです。一ノ宮公園がどのような姿になるのか、私もとても楽しみです。

○インターンレポーター:早稲田大学大学院 社会科学研究科 修士1年 三國 陸真(開催当時)
○ワークショップ名:聖蹟桜ヶ丘かわまちづくり 青空ワークショップ(ミニ社会実験)
○開催日時:2021 年10 月26 日
○実施場所:一ノ宮公園
○参加者:地域の方々、多摩市役所職員の方々、民間企業の方々
○テキスト校正・添削:鈴木徳子(Writer/Editor)

インターン・ワークショップ・レポート
「インターン・ワークショップ・レポート」は、石デ(石塚計画デザイン事務所)のまちづくりワークショップの現場を体験した大学生の率直レポートです。
現場の様子が丁寧に綴られているだけでなく、ほっこりする感想や、意外な視点もあり、プロのファシリテーターも当日を振り返って刺激を受ける内容が詰まっています。
2018年から冊子として発行しているものをnoteでも新旧織り交ぜて掲載していきます。

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