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『桜 × ぼっち力』 フォトコンテスト

一人で楽しむ桜のアクティビティ〈妄想ワークショップ・レシピ#8〉

忙しい年度末。毎年思うのは、桜が咲くまでにこの仕事の山を終わらせたい!ということ。
終わらせないと、周りが浮かれた気持ちの時に、仕事をしていて虚しくなるから。

しかし残念ながら、今年はコロナ禍により、各地で桜まつりが中止になっています。2年連続で中止になってしまった地域が多いですね。

今年の桜は、少人数で、分散して楽しむ必要がある。
そんなときに大切なのは、高度な「ぼっち力」ではないでしょうか。
この季節にしか楽しめない桜を満喫するために、世の「ぼっちノウハウ」を共有するときです!

【レシピ】

フォトコンテストを通じたボッチ力分析ワークショップを考えました。

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1)『桜 × ぼっち力』 フォト募集

ぼっちでの桜の楽しみ方をインスタグラムで募集します。
ハッシュタグは、「#桜ぼっち」とか。

フォトコンテストへの関わり方の幅を広げるために、桜とぼっちの掛け算に1つ要素を加えて、「桜×〇〇×ぼっち」とします。
この「〇〇」には地名や名産品が入っても良いですし、スポンサーがついても良いです。
例えば「桜×小金井×ぼっち」とか、「桜×ビール×ぼっち」という風にできるので、行政や商店街、企業が自身のテーマに引きつけて参加できます。また、テーマで分類できるので、見る側も楽しくなると思います。

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2)『ぼっち力分析』 ワークショップ & 表彰

写真が集まったら、「ぼっち力」について分析し、「ぼっちノウハウ」を共有するためのワークショップにチャレンジします。

①集まった写真の中から、いいね!と思うものをピックアップ
②2軸チャートの該当する箇所に貼り付ける
③シール投票をして、チャートの分類ごとに1位を決めます
④1位になった写真の「ぼっち力」の特徴と魅力を分析します

そして、「のんびりぼっち賞」「テキパキぼっち賞」など、コンテストの表彰を行います。

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【ポイントの振り返り】

今回は「ぼっち力」に着目しました。
まちづくりでは、コミュニティを良いものと捉えることが多いですが、コミュニティは良く作用することもあれば、ときには悪く作用することもあります。例えば、共依存や自己顕示欲のようなマイナスもコミュニティの中から生まれてくるものだと思います。

では良く作用するコミュニティはどうやったらできるのか?
その答えは難しいですが、1つの答えは「ぼっち力を身につけること」かなと思っています。1人も楽しめる人は、コミュニティへ依存しすぎず、人にやさしくなれて、コミュニティと良い関係を築けるのでは?という理論です。
目指せ、ぼっち力ベースドなまちづくり!

妄想ワークショップ・レシピについて
未来をつくるのは妄想力。そして、ワークショップは「妄想作成装置」。
「妄想ワークショップ・レシピ」では、ふと思いついたけど実現には至っていないもの、まだ思いつきに過ぎない柔らかい状態のものを、楽しく妄想し、紹介していきます。

Copyright(C) Ishi Planning & Design Co.


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