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韓国BLドラマ「Color Rush」シーズン2

主演:ユ・ジュン、 ヒョギ(VIXX)
2022年 全8話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★☆
(写真=Rakuten VIKI公式サイトより)

超絶ハマり中の中国ドラマの最新エピソード配信を待っている合間に、シーズン1だけ観てそのままになっていた本作を視聴。フォローしているnoterさん達の記事も読んで、どうやら原作本来のミステリー色が強くなっていると理解したが、どれどれ。。。

3話目まで観たところで、あれ、こんなことあったっけ?といくつか疑問に思い、シーズン1を観たのももう1年以上前なので(上の記事を書いたのも2021年1月)、いろいろなことをすっかり忘れていて、急いでささっとシーズン1を再視聴。あー、そうだった、そうだった。色の羅列、思い出した(笑)。

もう一人の「モノ」との出会い

「モノ」と呼ばれる先天性の神経性色覚異常で全てがモノクロの世界で生きているヨンウ(ユ・ジュン演)。「モノ」に色の世界を見せることができる「プローブ」であるゴ・ヨハンと知り合ったが、なんと彼は目の前で何者かに誘拐されてしまった(というのが、シーズン1とシーズン2の間に起こった)。
母親も失踪し、今度はヨハンもいなくなってしまった。落ち込み、悲しい日々を送るヨンウだったが、同じ「モノ」である女学生イェウォンに出会う。しかしその彼女も「プローブ手術」という怪しい手術で命を落としてしまった。
彼女のお葬式でその兄セヒョン(ヒョギ演)と出会い、二人でイェウォンを死に追いやった手術の真相、そしてヨハンやヨンウの母親など失踪した「モノ」と「プローブ」の行方を探すことにするのであった。

ミステリー色が濃くなった続編

私がシーズン1を視聴したときにはシーズン2の制作がまだ発表されていなかったため、記事にも書いているが、なんとも中途半端な腑に落ちないドラマとなっていて気に入らなかった。しかし、本作で原作本来の「母親を探す」というミステリーとなっていて、BL要素はほぼないものの、見応えのあるストーリーになっていて良かった。韓国ドラマはやはり、こういうサスペンス要素が入っている方がうまくできているような気がする。

本作を含めた、”ドラマとして出てから、映画になるという意味不明のシステムの作品シリーズ”は、全体的な特徴として、軽いロマンス系のBL物語だというのもわかったので、むしろこういったサスペンスの要素がある方が、楽しく観られるのではないか。

前作のような「カラーラッシュ」現象もほぼないものの、ドラッグによる「”擬似”カラーラッシュ」や「ベンタブラック」といったものも登場するし、「ラピスラズリ」を使った薬(ほぼクスリ)や、金太郎飴のようなキャンディーも出てきておもしろい。なかなか想像力豊かな設定である。

それに、本作から登場するセヒョンを演じるヒョギがカッコよくて、1話目からもうキュンキュン❣️キャストが変わってどうかと思っていたが、個人的にはヒョギくんの方が全然いい。ちょっと大好きな中国人俳優のガオ・ハンユー(高瀚宇)に似てるところがあるんだよなぁ。筋トレ好きそうだし。うふ、彼が出てる他のドラマ観ちゃおうかなぁ。

シーズン3が待ちきれない!

本作は後半以降がかなりハラハラする展開だが、最終話の最後では驚きの事実が判明する。なのでシーズン3に続くのは明らかであるが、どのように全ての出来事が回収されるのか、大いに楽しみである。
ヨンウとセヒョンの関係もどうなるのか?三角関係もありうるのかな(笑)。

こちらがDezというアーティストが歌う主題歌の『Adore You』♫


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