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台湾ドラマ「次の被害者」(誰是被害者)シーズン1

主演:ジョセフ・チャン(張孝全)、ティファニー・シュー(許瑋甯)、ワン・シーシェン(王識賢)、ムーン・リー(李沐)
2019年 全8話(1話約60分)
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★☆☆
(写真=Cosmopolitan Taiwanより)

まだまだ作品数は少ない台湾のクライムサスペンス系ドラマだが、なかなかの力作がNetflixやiQIYなどから次々と出てきている。
個人的にはやはり台湾ドラマといえば、恋愛キュンキュンものの方が好みなので、こういうドラマは敬遠してしまいがち。本作もあまり食指は動かなかった。
しかし❗️本作のシーズン2が作られるという発表が。それだけならどーってことないのだが、シーズン2でなんと阿靛おディーン様が主演するっ❣️

キャストが少し入れ替わっているシーズン2

ずーっと阿靛が台湾ドラマに出演してくれるのを待っていたので、もうこれは楽しみ❣️キャストも変わるようだし、必ずしも続編ではないようなので、シーズン1を見なくてもいいのかも知れなかったが、頑張って本作を視聴した。

娘が連続殺人犯?

ジョセフ・チャン演じるファン・イーレン(方毅任)はアスペルガー症候群の鑑識官。人付き合いは悪いが、仕事に真面目に取り組み、細かい点まで調べるのに余念がない。
ある晩、ホテルの一室の浴槽で変死体が発見される。遺留品を調べていたファン・イーレンは、浴槽の水栓についていた指紋が、数年連絡をとっていない娘のものであることを知って驚く。
そして次々に発見される変死体。警察内部に知られないよう、なんとしても娘の関与を調べるべく、ティファニー・シュー演じる記者のシュー・ハイイン(徐海茵)と協力しあって、連続殺人事件の真相を探っていく。

なんかプロットがイマイチ

いくつかの変死体はあまりにも悲惨なので、殺人の動機に何かとても強いものがあるのかと思ったが、結局はちょっと『十二人の死にたい子どもたち』の大人版みたいな?
死んだ者たちにそれぞれの理由があり、それらはLGBT、労働者の権利、高齢者介護などさまざまなテーマとはなっている。しかし、Wikipediaによれば、監督はそこをメインとして取り上げる意図は持っていなかったらしい。
ファン・イーレンが娘に寄り添おうと努力する面や、シュー・ハイインの記者としてのキャリアもテーマとなり得たかも知れないが、描写の仕方が弱すぎるような気がした。

事件の真相が気になるので、全8話だし、スルッと観ることはできるが、ちょっとインパクトが弱いストーリーだったかな。

毎回書くが、キャストはいい!

でも、私のようにシーズン2を視聴するために頑張って本作を視聴しようという方は(え、そんな人いない?笑)、チョイ役からメインまで、みんなキャストはいいので、是非ともそれぞれのキャラを楽しんでいただきたい。

見所キャストとしてはまず冒頭のツェン・ジンファ(曾敬骅)!ファン・イーレンの青年役を演じているが、いやマジでこの二人同一人物!!

それから”被害者”の一人を演じたリヴァー・ホアン(黃河、てかこの名前って本名なの?)。『模倣犯』でも良かったが、本作でもなかなかインパクトのある役。

多分シーズン2の話がなかったら観なかった作品なので、まあ、観ておいて良かったかな。

こちらがKarenciciが歌うエンディングの『誰』🎵
シーズン2は挿入歌でもいいから、阿靛に歌ってほしいなぁ(それともまたAIアシスタントちゃんに却下されるかな、笑→→→こちらの日本ドラマ『星降る夜に』の記事ご覧ください)。


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