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中国ドラマ「あったかいロマンス」(致我们暖暖的小时光)

主演:シン・フェイ(邢菲)、リン・イー(林一)、タン・シャオティン(唐晓天)、ジェン・インチェン(郑英辰)
2019年 全24話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★☆☆
(写真=Netflix公式サイトより)

大学生の子たちのラブストーリーなのでそんなに興味があったわけではないが、中国ドラマにしては珍しく24話と短いし、評判も良かったので観てみたら、なかなか面白かったこのドラマ。知らない俳優の子達だったが、みんな想像以上に良かった(男の子たちの平均身長高すぎ)。

主人公の4人は全員大学4年生で、卒業を控え、就職活動や、将来の進路を考えている。シン・フェイ演じるスト・モー(司徒末)は、明るく大雑把な性格の女の子。高校からの同級生でほぼ親友のような存在であるタン・シャオティン演じるフー・ペイ(傅沛)を好きなのだが、彼の方にはどうもあまりその気がないらしい。スト・モーは面接試験などに一緒に行ってくれるようフー・ペイに頼むものの、彼はめんどくさがって代わりに寮で部屋が一緒の、リン・イー演じるグー・ウェイイ(未易)に行かせたりする。彼は天才的な物理学オタクで、とにかく勉強一筋だったのだが、スト・モーに知り合ってなんとなく彼女が気になり始める。

初恋をどう実らせていくのか

スト・モーは無事就職が決まったが、寮からは遠いので、母の友人が貸してくれるというアパートに引っ越す。グー・ウェイイは物理の研究を続けるために大学の研究室に入る。彼の母親がアパートを所有しているので、そこにちょっと行ってみることにするのだが。。。なんとスト・モーが占領していて、ドラえもんで飾り放題、散らかし放題になっていた。
色々とありながらも、同居することになった二人。お互いに惹かれあっていくのだが、それぞれにとって初恋、しかも異性との初めての同居ということで、戸惑いながらもその距離を縮めていく。大雑把で散らかし放題のスト・モー、何をやるにもきちんとしなければ気が済まない、綺麗好き、電化製品の修理や改造も得意なグー・ウェイイの同居生活がなかなか面白くて見どころ。
二人は付き合うことになるのだが、告白、初めてのキス、初体験の挑戦と、キュンキュンもさせてくれるが、コメディ感も満載であった。

「流星花園」へのオマージュも

スト・モーの親友で僚友であったジェン・インチェン演じるワン・シャン(王珊)と、フー・ペイも紆余曲折を経て仲良くなり、付き合うようになる。二つのラブストーリーに、少しみんなの家族の物語も入って、うまい具合に24話でまとめられていたハッピーエンドのドラマと言える。

グー・ウェイイがある日家に帰ると、スト・モーがテレビでドラマを見ている。それがなんと台湾版のジェリー・イェン主演の「流星花園」
「ねえねえ、この主人公かっこいいよねー!」と画面の道明寺に惚れ込んでいるスト・モー(注:日本語訳は私の適当なもの)。翌日美容院へ行くグー・ウェイイ、「本当にこれでいいの?」と確認する美容師のにーちゃんに、「いいんだ!」と言って仕上げてもらう髪型はあの有名な台湾版道明寺のパイナップル頭。

韓国のイ・ミンホ版道明寺がかっこいい象徴として華流ドラマに出てくるのは観たことがあったが、これは個人的には嬉しいと同時に一人大笑いしてしまった。このリン・イーも悪くないが、やっぱり現代のパイナップル頭は中国版道明寺ワン・ホーディ(王鹤棣)の方がかっこいい(笑)。

こちらがエンディングテーマ♪


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