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知人のフォトブックを作る計画

発端

婚活でマッチングサービスを使っている知人がいます.プロフィールには自己紹介とともにプロフ画像を載せ,良い相手を探すそうです.

プロフ画像の載せ方は重要らしいです.自撮り画像は,上手に撮れる人じゃないと,どうしてもキモくなってしまって印象が良くないとのこと.

なので,プロフ画像は他の人に撮ってもらった自然体の画像を,バストアップショットと全身ショットで載せるといいらしい.

ということで,私がその知人の写真を撮ってマッチングサービスのプロフにしようとなりました.で,去年(2021年)の春に撮影をしました.撮ったうちの一部をプロフ画像に使ってもらって,知人はその後良い相手と巡り合えるよう,奮闘したようです.

そして,その時に撮った写真がたくさんあるので,せっかくの機会だから知人のフォトブックを作ってもいいかもしれないな,と思いました.なので作ります.

誰のためにそんなものを作る?

件の知人というのは有名人というわけではない,ただの一般人で,そういう人のフォトブックを作って意味があるのか?という問題があります.その人の家族やごく親しい友人たちは少しは面白がってくれるかもしれません.しかし,全然知らない人・顔見知り程度の人にとっては全く興味が湧かない代物でしょう(結婚式の引出物でもらうフォトブックとか……).

家族や友人向けの,内輪で盛り上がるためだけのフォトブックにするのが常識的でしょう(そもそも,本当に常識のある人は知人の婚活用写真でフォトブックを作るなんてことはしないが……).

しかし,私はちょっと山っ気が出て,家族・友人の枠をちょっとはみ出た層に,何かを感じてもらえるようなフォトブックにしたいと考えています.

ということで,その知人のことをあんまり知らない人にも知人の魅力がちょっとでも伝わるようなフォトブックにしたいと思います.

なお,被写体となった知人自身はフォトブック作成に乗り気です.知人自身が成果物を喜んでくれるようなものを目指すのはもちろんです.

どうやって作る?

web上でフォトブックを作ってもらえるサービスがいろいろあります.私も過去に利用しているサービスがありました.そこにお願いしようかとも考えていましたが,そういうところでは比較的安価で簡単にできる代わりに自由度が限られるという問題があると感じていました(画像の配置やフォントの選択など).

さっき書いたように,フォトブックの被写体となる人物はただの一般人です.そんな人の写真がただ載っているフォトブックって皆さん欲しいですか? 私はいりません.

全然知らない人のフォトブックに対して,ちょっとでも「いいな」と思ってもらえる工夫をしなければならない.しかし,普通のwebサービスではそれは無理そう.

ということで,なるべく自由なことができる方法で作る必要があると考えました(どんな工夫をすればよいかというのは何となくアイディアはありますが,まだ明確でないので追々説明します).

そういった自由度を得るためにAdobe InDesignで作ります.組版用のソフトですが,気になる方は以下をご参照ください.

InDesignを使ってPDFを生成し,印刷業者に入稿する流れを検討しています.最終成果物は紙媒体です.同時に電子書籍的なものも作るかもしれません.フォトブックは文字主体ではなく,写真主体なので,リフロー型よりフィックス型がいいでしょう(もしかしたら電子版は作らないかもしれませんが).

どんな体裁にする?

参考までに芸能人のフォトブックを研究してみました.

宇垣美里さんのフォトエッセイは,A5判210ページ2090円(税込).
三分の一が4色カラー写真.他の大部分はモノクロ縦書きで宇垣さんの半生やひととなりが綴られています.

広瀬すずさんのフォトエッセイは,四六判208ページ2200円(税込).
半分以上はカラー写真ページで構成.広瀬さんの半生や仕事のことが綴られています.

この2冊のような大人気有名人のフォトブックは200ページ程度.ただの一般人である私の知人のフォトブックに200ページ近く費やすのは無理ですね.よっぽどその人に興味関心がないと50ページでも読むのが辛い.50ページ以内に収めつつ,工夫によって最後のページまで読み通してもらえるようなものにしたいと思います.

また,宇垣さんはA5判=148mm×210mm.
広瀬さんは四六判=130mm×188mm.
魅力のある人はそういったサイズでも大丈夫ですが,一般人である知人はあんまりデカいサイズの写真を載せると厳しいです.

なのでなるべく小さいサイズにしたいですが,できそうなのはB6判=128mm×182mmみたいです.広瀬さんのフォトエッセイとほぼ同じサイズになってしまいますね.そのサイズで見せられても耐えうるよう,そこは工夫したいと思います.

いつできる?公開する?

2022年春完成を目指して作ります.
被写体である知人の許す範囲で出すので基本的に非公開です.

今後,時々,制作状況を報告します.
(つづく)


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