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ミッドサマーを観たんだけど

観たんですよ『ミッドサマー』。しかもディレクターズ・カット版。2時間50分も座ってたもんで腰が痛くなった。

昨年、アメリカで上映が始まったときのレビューだとかであらすじも全て知っている状態。なので大体の出来事があらすじと結びついて、なるほどなるほどと鑑賞。

びっくり耐性はないけどグロ耐性はあるので、びっくり場面では足がびくーーーん!となって1席空けた隣の人にフフって笑われたものの、グロいシーンはナッツ食べつつ鑑賞。びっくりしてすまん。でもびっくりするよ。

アメリカで本作の上映が始まったとき、関連情報としてあがってきたアリ・アスター監督の他の作品を一つ観たのですよ。息子から父への近親相姦というか性的虐待なんだけど、あの胸糞悪さに比べたら、今回は美談にさえ観えて。とにかく空がきれい。Fujifilmのカメラの出す空の色に近い。そして緑がきれい。お花たちもきれい。たくさんの人が死ぬのに、主人公は究極にハッピーなまま孤独から解放されて迎えるエンドロール。え、いや、これがほんとに幸せ、なの…?

わたしひとつ学んだんですけど、やっぱり映画を観る前にあらすじは読むもんじゃないですね。何も知らないわたしのまま観たかった。けど、何も知らなかったら観なかった気もするから悩ましい。

あと後ろの席の友達二人で来た20歳くらいのきみたち。映画中にしゃべってくれるな。静かに鑑賞させてくれ。そしてずっとズルズルと鼻をすすってたひと、ティッシュ持ってこい。拭け。映画館じゃなくても、鼻水はすするもんじゃない、拭こう。これ、エチケーット!


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