伊勢とこわかや

伊勢とこわかやのスタッフが、伊勢志摩の旬の情報、商品開発秘話や、伝えたい何かを綴ります…

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伊勢とこわかやのスタッフが、伊勢志摩の旬の情報、商品開発秘話や、伝えたい何かを綴ります。 伊勢宮笥謹製 伊勢とこわかや https://tokowakaya.com/

最近の記事

神宮において一年で最も重要なお祭り「神嘗祭」

伊勢神宮において一年で一番重要なお祭りとされる「神嘗祭(かんなめさい)」が、10月15〜17日に外宮・内宮にて執り行われました。 午後10時と午前2時に「由貴大御饌(ゆきのおおみけ)の儀」、正午に「奉幣(ほうへい)の儀」、午後6時に「御神楽」が行われます。 新穀などを奉納して秋の実りに感謝し、皇室の繁栄、五穀豊穣、国家の隆盛、国民の幸せを祈願します。 参拝時間の関係で唯一拝見出来る「奉幣の儀」。天皇陛下からのお供えである幣帛(へいはく)と呼ばれる絹などを奉ります。 唐ひ

    • 令和十五年に「遷御の儀」へ

      令和十五年(2033年)第六十三回式年遷宮に向け、天皇陛下の許可である「御聴許(ごちょうきょ)」を伝える文書が、8日に宮内庁長官を通じて久邇朝尊(くにあさたか)大宮司に手渡され、神宮司庁は9日、準備を始めると発表しました。 令和十五年のご遷宮を目指して数々の重要なお祭りが粛々と催行されますが私たち神領民(神領内の住民)や1日神領民(全国から広く募集)が関われるお祭りを抜粋して簡潔にまとめてみました。 令和七年 山口祭〜御杣始祭(みそまはじめさい)      御樋代木奉曳式

      • 生きる正倉院-伊勢神宮と正倉院が紡ぐもの

        特別展 生きる正倉院-伊勢神宮と正倉院が紡ぐもの 令和4年9月13日(火)~ 令和4年11月9日(水) 伊勢市 神宮徴古館・神宮美術館・せんぐう館にて開催中です。 20年に一度の式年遷宮にて新調される御神宝。上神代から受け継がれた太刀、今では日本で一人しか伝承者が残っていない平織りの組紐など、めったに垣間見ることができない貴重な機会をぜひ、お見逃しなく! *** HPより以下抜粋 *** 飛鳥時代、天武天皇がはじめられた神宮式年遷宮では、20年に一度神宝を作り替え天照大

        • 1300年の伝統 お木曳

          伊勢といえば、お木曳行事、20年に一度のご遷宮に先駆けて行われる伊勢 神領民のお祭りです。 第一回のお木曳は西暦690年、持統天皇の時代と記され1300年以上続く日本有数の伝統ある行事です。 神宮の社殿など新しく建て替えるご遷宮「式年遷宮」により、内宮ご正殿は東と西の御敷地を20年ごとに新宮が遷ります。これに準じて伊勢神宮125社が順番にご遷宮され新宮となります。建て替えにはヒノキのご用材が必要でこのご用材をお木曳車に載せ奉納するのが「お木曳行事」です。 伊勢の神領民はこ

        神宮において一年で最も重要なお祭り「神嘗祭」

          伊勢の国

          時は古墳の時代、私たちの産土の神「大若子命」(オオワカコノミコト)が倭姫命の御巡行のおり、自らの領する櫛田川以東の伊勢国を献上し、神国造となり、伊勢神宮大神主を兼ねました。神国造兼大神主は大若子命の子孫が代々継ぎ、古墳期より明治の時代まで続きました。 『倭姫命世紀』『豊受大神宮禰宜補任次第』による神宮創設時の伊勢国は櫛田川(松阪)より東とされた。 のち行政区分の関係で拡大縮小したが、本来の伊勢は櫛田川より東である。 おかげ手ぬぐい うまし国巡り: https://tok

          五色の座玉(ごしきのすえだま) 伊勢宝玉

          五色の座玉、伊勢とこわかやの伊勢宝玉は「五色の座玉」を元にイメージされ制作されました。白、黒、青、赤、黄と5色あります。 「五色の座玉」は神宮の「ご正殿」の高欄に取り付けられた玉。ご正殿は板垣 → 外玉垣 → 内玉垣 → 瑞垣という四重の板垣に囲まれ、一番内側の瑞垣の中が内院といい、どこよりも神聖な一画とされている内院の中心にご正殿があります。 普段参拝すると板垣の外より中の外玉垣に囲まれた神殿を拝むことになりますが、御垣内参拝(特別参拝)を申し込むと正装なら板垣の中に入

          五色の座玉(ごしきのすえだま) 伊勢宝玉