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短期記憶を長期記憶に|こどものにほんご(35)
集中力持続問題
「ウゴウゴルーガ」という番組をご存じでしょうか?
1992年に放送していた目まぐるしくコーナーが変わる
子ども向け番組です。
日本語の授業ではウゴウゴルーガの構成をお手本にしていました。
慣れてくると、在籍学級から息抜き気分で日本語の教室に
やってくる子が多かったのですが
その子たちの大切な時間を少しも無駄にしてはいけない
現実があるので
・5~10分単位で学習内容を区切る
・飽きたり嫌がりだしたら「〇分だけ」休憩する
・遊んで覚えられることは遊びながらする
を心がけていました。
その分、準備も多めにしていかなければなりませんが
これを繰り返すうちに子どもたちは日本語が分かる
ようになり、授業内容に集中するようになりました。
項目が 飛び飛びのドリル
そのような訳で、ドリルも項目が飛び飛びになっています。
短期記憶を長期記憶に移行するという意図もあります。
他人が作った教材は使いにくい場合があるので、
担当児童に合わせた教材作りの参考の一つになったら…
と思います。
言葉の枠の使い方も理解できたところで
再び顔に関するパーツの英単語や母語について学習します。
目標
・日本語での顔のそれぞれの部分の言い方を知る
・ローマ字を読み上げる
・英語を丁寧になぞる
・母語を調べて書く
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慣れてきたら、「○○が痛いです。」「○○がかゆいです。」など、
体の不調を伝えられるような練習に繋げられると良いと思います。
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