ブランド育成は子育てと同じ

タイトルの事を常に思います。

ブランドでよく見かけるのは、ローンチまで商品作りやブランドのビジュアル、コンセプトを作りをやるものの、その後は新商品や新色を作るばかり。

それではブランドコンセプトから少しずつずれていきブランドらしさを失います。

ブランド育成は子育てと全く同じです。そのブランドの持つ個性、長所、短所を理解して、正しく導いていくことがブランド育成です。

ブランド育成をしないのは私には育児放棄しているようにしか見えません。

ブランドの長所をより伸ばし、短所も受け入れ、正しい方向に導く。

ブランドの性格、考え方の解像度をどんどん上げていく。

その過程で意味が生まれブランドらしさが出来てくる。新製品はそのブランドらしさを表す一つの手段に過ぎない。

このバランスを間違って製品あり気になると、ブランドは擦り切れるし新しいものを待つ商品のみを評価するユーザーとの繋がりとなる。

ブランドはメーカーが届けたい想いと価値の結晶。であればその想いをキチンと届ける事を常にして行くことがブランド育成となる。

さて、うちの三兄弟もすくすく育ってきてる。

NISHIGUCHI KUTSUSHITAは意志がはっきりしたグローバルな長男。

hakneは、口数は少ないけど思慮深く、繊細でも愛に溢れた長女。

memeriは、末っ子で誰にも愛想がよく、優しい。そして可愛がられる妹。

今、hakneの新しいタグライン“いとおしさに出逢う”をデザインで表現しているところ。

よりhakneらしく深みが出てくる。
次は、memeriかな?

ブランドデビューして1年。
たくさんの方に愛用いただいている。
もっとmemeriらしい優しさ、元気さを伝えていきたい。

以上。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?