見出し画像

INSIGHT LAB、上場で描く日本の未来:デジタル化と地域活性化への挑戦

こんにちは、代表取締役CEOであり創業者の遠山功と申します。
最近私より若い起業家が増えてきたので距離を縮めたいと思い「いーさん」と呼んでもらいたいと思い普及していますが、相変わらず全然定着していません。よろしくお願いします!
今回は上場するにあたり、ダイジェストバージョンのつもりですが、ちょっと長くなりました。お付き合いください。



INSIGHT LABは上場しました!

INSIGHT LABはTOKYO PRO Marketに上場しました! 
2024年8月5日令和のブラックマンデーと呼ばれる、過去イチ株価が大暴落した日に。なんともなんとも。TOKYO PRO Market(TPM)はプロ投資家が取引する市場です。実は、昨年、色々とあり、グロース市場からプロマーケットへ戦略的に切り替える選択しました。多くの葛藤がありましたが、当日を迎えて一般市場だったら大変なことに・・・と。

上場通知書をもとに引きつった笑顔


INSIGHT LABってどんな会社?

INSIGHT LABは「ビッグデータを活用してより豊かな社会を創る」というミッションのもと、顧客のデータを使いやすい形に整え、分析し、AIで活用するまでを一貫してサポートする会社です。このnoteの初回を読んでいただければ、もっと理解が深まるかと思います。


私たちの目指すミッションの通過点に上場がある

なんで上場しようと思ったの?

27歳で創業してからもうすぐ20年。自由にやってきて、上場しなくてもいいかなと思っていましたが、2020年に新型コロナが世界を変え、日本のデジタル化の遅れを痛感しました。特に、新潟に拠点を作ったことで、地域のデジタル化の遅れがさらに明らかになり、「僕らに何かできることがあるんじゃないか!」という思いが芽生えました。日本全体のデジタル化推進と地域活性化を本気でやろうと決意したのです。

日本のデジタル化の力になろう、地域の力になろう

なぜか使命感を持つようになりました。
今となっては目立つ存在と友人経営者から言われるようになりましたが、自分はできることは少ないし、自分なんか・・・という、元々は目立たない、目立つことを好まない性格でした(ホント笑)。学生時代からプログラミングオタクで、データに興味持って、、、自由にやってて。

僕らが持っている、顧客に評価されるデータ利活用のノウハウやデジタル化教育コンテンツはもっと有効活用できるのでは、僕らにできることはたくさんある。

そして、2020年の秋頃から経営陣と何回も会話して、いろんな外部の方とも相談して、最終的に経営陣のGO!と共にスタートすることになりました。こんな抽象的なノリです。それでGO!と言ってくれた経営陣に感謝です。


IPO準備スタート

東京本社では、IPO準備チームを組み、スタート。2021年の年末年始はIPOに関する書籍を片っ端から読み込む。壁打ちの相談しまくる。
ここにも賛同してくれたプロジェクトチームに感謝。一方、新潟ではデジタル化に限らず、未来の地域の姿はどうあるべきなのか?を考えながらも、私ができることに従事。工学系の大学での技術者目線での登壇や、未来の産業や経営者を作るための起業家団体の立ち上げや、地元の企業との連携、リモートワークでも東京の仕事ができるようにIT企業の誘致、地元企業のデジタル化を推進するためのコンサルティング、その他もろもろ、とにかく取り組んでいます。J-Startup Niigataにも選ばれました。
あ、あと、地元の仲間との交流は最高です。夜な夜な飲み歩き、この地にしかない情熱を感じます。多くのパワーをもらいました。

上場しなくてもミッションを達成できるのでは?

上場したい、なぜか、2つの目的がありました。信用力を高める。そして教育やサービスに大胆な投資をするための資金調達力を持つ。そのために、IPOを手段として選択することになりました。
信用力や資金力に関して、いろんな方々から別にIPOしなくてもできる、IPOは大変だし身を削る、やめた方が良い、などいろんな意見をいただきました。ただ、そういう人たちほど、IPO経験したことないので、間にうけず信念と向き合うようにしました。そして、この経験をまた仲間や後輩にシェアして共に視座を高めたい、という気持ちも芽生えました。

現在は、以下の3つです。
・信用力を高める
・教育やサービスに投資をするための資金力の確保
・仲間や後輩と共に成長する

私より優秀な仲間や後輩が多い、彼らの少しでも手助けになり、日本のデジタル化や経済活性化に寄与できればと、思います。

上場セレモニーとその日

2024年8月5日、午前10:35東京証券取引所に集合。セレモニー参加者と見学者含めて数十人。ここまでいろんな葛藤がありましたが、セレモニーやるとやっぱりいい。打鐘は5回。経営陣で会話し、急に上場へ方向転換してでもついてきてくれた社員たちに感謝。入社が古い順にお願いした、カーン♪。いい。いい音色、ありがとう。

鐘を鳴らす副社長!


ぶっちゃけ若手エンジニアにとって上場なんて意味わからん?

私は前職の時、会社がIPOを目指していました。ただ、正直、よくわからなかったです。めっちゃエンジニアだったし。SOもらっても、ふーん、くらいの感覚。だから今うちの社員も同様の感覚なのかな、と思ったりする。ただ、間違いなく社外からの見られ方が変わる、期待値も変わる、この経験は将来の財産になる、後でこの価値を知ってもらえると嬉しいな。

参加できるメンバーで、当日の夜パーティをさせてもらいました。約80名の参加、私と部下数名の準備で当日の司会も私でかなりバタバタしましたが、めちゃくちゃ盛り上がった。TPMだけど、上場してよかったことは、"みんなの最高の笑顔が見れたこと!"。なんか胡散臭いか(笑)。
ただ、ゲスト参加した外部の方から「全員が笑顔のパーティなんて見たことないです。」。スピーチいただいた方々、ありがとうございます!!
そして、最高の笑顔、最高の社員たち、そして私にとってみんなは、私の誇りです。それもなんか胡散臭いか(笑)。

2024年8月5日 Party


次のステージへ

これで一区切り、もちろん、TOKYO PRO Marketがゴールではないです。ここで喜んでいる場合ではないです。次のグロース市場での上場へ。さらに成長していきます。現在、混沌としている市場ですし、当社も相変わらずバタついています。ただ、一つ一つ整備できてきています。次の成長戦略へ向けて、一歩ずつ焦らず突っ走りたいと思います。


最後に

最後に、当社に関わっていただいているお客様、従業員、多くの起業家仲間、地域の皆様、ご支援あってこの一つの通過点があります。
セレモニーの写真やパーティの写真など共有したい内容は山ほどありますが、プライバシーの問題もあるので個別でさせてください。
そして、ここからがスタートです。さらなる成長し、皆さんに還元、貢献できるよう邁進して参ります。今後ともよろしくお願いいたします。

データの民主化へ力をそそぐ

最後に、2005年創業してもうすぐ20年ですが、今までは唯一無二の存在になろうと会社の規模も小さく個性の力を高めていました。しかし今は日本全体のデジタル化への貢献と、世界への発展のため、規模の拡大へと切り替えました。一気にいきます。
多くの企業がデータの利活用に対する人材不足に陥っています。当社では「データの民主化」を掲げ、優秀なデータエンジニアを育成し圧倒的な成長を支援し、日本全土の企業の力になることが使命の一つだと考えています。

今後とも、この価値観のご賛同いただけた方々には、このnoteを通じてデータに関することやボーダーレスな働き方や地域に関することなど多くのことを発信していきます。ご愛好のほどよろしくお願いします。
いーさんでした!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?