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繁忙期に突入【制作日誌 vol.2】

コタニです。忙しい時期に突入しました。では、近況から。

コタニの近況

医学部では推薦入試や総合型選抜入試などの直前期に入りました。受験生も忙しいんですが、こちらそれに伴い多忙になってきます。志望理由書のチェックや修正、小論文や面接の最終調整・・・。一人一人の受験生に向き合いながら講義を進めていきます。そのような中でのサイト運営ですので、進行が遅れ気味になるのはやむをえないところです。ご了承ください。
では、目下の進行状況を。

進行状況

小論文講座について

先日第2回の小論文講座をアップしました。普段の授業ではマクロな文章構成の方法論を先に行うのですが、この講座では即効性のあるミクロな表現ルールを先に解説してみました。まあどちらを先にやるにしても、最終的には両方の知識・技術が必要にはなります。
会話調で、臨場感を重視していますので、ぜひ。

コタニは参考書の類を書店でときどきチェックしています。昨年度までは、どうにも読んでいてしっくりくるものがなく、生徒に「なんかいい参考書、あります?」と聞かれても「あんまりおすすめできる本てないんよなあ・・・」と返答していました。
ただ、表現知識を一から見直したいという受験生に文法を復習するという意味で、以下の本をおすすめすることはありました。

また、原稿用紙の使い方を学ぶために、以下の本をおすすめする場合もありました。

どちらも大学受験レベルではありませんが、その分とっつきやすいでしょう。それに、取り掛かってみると、「忘れてた〜!」みたいなことが多いはずです。盲点というのは、応用ではなく基本的内容に隠れています(苦笑)。

しかしまあ小論文の参考書・問題集そのものについては・・・。予備校本も含めて、あまり納得感のある書籍が見当たりませんでした。しかし、ようやく今年に入って僕自身にとってはじめて読んでいて納得感のある書籍が出版されました。

もちろん、この手の書籍が有する、読みこなすのに時間がかかるという構造的な宿命はあります。さらに、解説の正確性を重視しているからでしょうか、初心者にとっては理解に苦労しそうな箇所もあります(特にこのサイトが対象としている理系のみなさんにとって)。ただ、今までの参考書・問題集と比べて、飛躍的に内容面の信頼性が上がった良書だと思います。今後、小論文の解説本に関しては、「この書籍以前、以後」で分類してもいいんじゃないの?という感想です。

また、解答用紙の使い方などをビジュアルに提示してくれる本としては、この本が目につきました。

コンパクトながら表現上のNGをある程度しっかり押さえてあって、これも良書だと思います。ただ、密度が濃いので、きちんと理解して使いこなすには短時間でマスターできる・・・とは思わない方が良さそう。薄いですがじっくり付き合った方がいい本なんじゃないかなあと思います。

ちなみに、今回からamazonのアソシエイト・プログラムを活用して本を紹介することにしました。以下はお約束の表記です。

***Amazonアソシエイト・プログラム***

Amazonのアソシエイトとして、コタニイサオは適格販売により収入を得ています。

コタニイサオのnote記事は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

引用元:Amazonアソシエイト

過去問解答例について

目次ページを見ていただくとわかりますが、関西の私立医学部を中心に、解答例をアップしていく予定です。予定だけはたくさん立てておきました(苦笑)。ただ、現在は一般入試で小論文を実施していない関西医科大学に関しては需要がわからないのでアップするかどうかは微妙なところです。まあ時期的に推薦入試の参考になれば・・・という感じでアップするかもしれませんがどうでしょうかね。「近況」でお話ししたとおり、なかなかこのサイトにばかり時間をかけるのも難しいんですよね・・・。ご意見などありましたらコメントをいただきたいところです。


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