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#36 パートナーや家族の存在は「わたし」を強くしてくれますか【伊佐知美の頭の中】

3月も気付けば8日に達していて、「わ〜3月だ〜」なんて思ったあの日から1週間、まるで本当にまばたきをしている間に日々が過ぎていく感じがして、「春って怖いわね」と言って思考を止めて、時の速さに真正面から向き合うのを避ける今日この頃です。

今日はミモザの日ですね、うちの近所はそろそろ満開です、かわいいね、桜とミモザ

「伊佐知美と古性のちの頭の中」noteメンバーシップでは、2023年1月から、かつての(今もあるか)雑誌のように、毎月のエッセイテーマを決めて、それに沿って毎週1人1本noteを更新しています。

今月のテーマは、「わたしを強くしてくれるモノ、コト、ヒトたち」。

本来であれば、前月までに(今月であれば2月末まで)翌月のテーマに沿った毎週のnoteタイトルを決めて、週がやってきたらその事前に決めたタイトルのことを書くのだけれど。

先週ののちちゃんのnoteを読んでね。

私も思っていたの。ってちょっと内容とは方向性が違うのだけれど。

それは、「わたしを強くしてくれるモノ、コト、ヒトたち」ってテーマの逆、みたいなことについて。逆、じゃないか。
なんだか私も今日は、結論が見えないままふんわりとした疑問のようなものについて書きたくなってね。

具体的には、今日は予定していたエッセイテーマの順番を少し変えて、恋愛や結婚、家族、共同体、パートナー、みたいなことについて考えてみられたら嬉しいなあ、と思っています。

えと、なんでかっていうと。
「わたしを強くしてくれるモノ、コト、ヒトたち」というテーマを眺めて振り返ると、たしかに強くしてくれる存在を、思い起こす。考える。のだけど、この中に「ヒト」ってあるじゃない?

私の第一印象、このヒトの筆頭というか代表格って、家族だったり一緒に暮らす人だったり、なんじゃないか、とかってふんわり想像したのね。でも、今回このテーマに沿って3月のエッセイタイトルを4つ考える時に、実際問題として、私は家族のことがすぐには出てこなかった。というか、自信を持って「そうだな!!」と言える根拠が見つけられなかった、とでもいうのか……。自分でも、そのコアが見つけられていないから、こんな風に歯切れ悪く、今日のnoteのテーマとして取り上げたくなったのだけれど。

「最高な私の隣にいる君もまた、最高なのだよ」とイギリスで彼女は|伊佐知美

来週は、このタイトルのエッセイを更新したいなと思っているので、そこでぜひ友だち、とか同志、みたいなヒトたちの話をしたいのだけどね。

家族。うーん。

「家族は "わたし" を弱くするもの、でもあったりするんじゃないか」という仮説が浮かんだ

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