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お酒の適量について(1); アルコール度数と適量との関係

お酒は注意点を守って飲めば心身の健康に大変よいものです。それには適量を、ゆっくり(味わって)楽しく飲むことが肝要です。
適量を超えて飲み過ぎると、かえって健康を損ない、逆効果です。また、自分だけでなく、他人にも肉体的・精神的に大きなダメージを与える事にもなりかねないので、要注意です。

つまり、適量とは飲める量ではなく、飲酒(アルコールの摂取)による悪影響を自分にも他人にも及ぼさない量です。
厚労省によると、1日あたりアルコール約20g以下が適量として推奨されています。(女性はこれの1/3〜1/2)

 
                             ビール         日本酒         酒粕甘酒
                             500ML        180ML            180ML
アルコール度数         5%              15%                1%
アルコール量            20g              22g                1.5g

アルコール量の計算例 (ビール) 500×0.05×0.8*=20、     (日本酒) 180×0.15×0.8=22      [* 0.8はアルコールの比重で、アルコール1MLの重さは0.8gという意味]

「ビールの適量は中瓶1本(500ML)」、「日本酒の適量は1合(180ML)」と巷でしばしば言われるのは、これらがアルコール約20gに相当するからです。

ところで、甘酒は1合あたりのアルコール量はたったの1.5gで少ないのですがたくさん飲むとそれなりの量になるので、アルコールに弱い人やドライバーは気をつけた方がいいですね。
ちなみに、" 昔ながらの甘酒"「麹甘酒」はアルコール度数がゼロなので、アルコール量もゼロであり、このような心配は全くありません。

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