留学と金銭感覚
留学すると、特に欧米に留学すると金銭感覚が狂う。
授業料
英米の大学の授業料は年間で500万くらいする。理系だと、実験器具の代金とかが含まれているからかなんでだか知らないけれども、600万くらいかからう。だから、300万/年とかだと、あ、安いなと思うようになってしまう。とんでもない感覚を持つようになってしまった。
生活費
日常の生活費、例えば家賃とかは寮で生活している限りあまり変わらないのだけれども、食費とか、娯楽にかけるお金が桁違いな人を大量に見てきた。一カ月に、家賃以外にいくらお金を使うかの話になったとき、£1,000(約18万円)を毎月使うといった子がいて、すごいなと思った。一カ月に18万円も使えるか?と思って、他の子に話した。「私の友達、一カ月に£1,000使うんだって。すごくない?」返答。「え、そんなもんじゃない?私、先月、£5,000使ったよ。」何に使うのかというと、外食、服、かばんとからしい。お金は使おうと思えば、いくらでも使えるもんね。資本主義社会。因みに、その子は、今月、犬を飼いたいから、家(フラットじゃなくて、家!)を買って、コースが終わるときには、ポルシェを買ってもらう予定らしい。今まで公立育ちの人間には見たことがない世界を見た。
旅行
私は、親が学費として投資してくれているお金を、娯楽に使うのが個人の倫理的に許すことができないので、自分自身は旅行はしないけれども。英国の大学にいると、長期の休みには国外に旅行する学生を大量に見る。確かに日本から欧州に旅行するのに比べたら、だいぶ旅費は安いけれども、でも、一回海外に行ったら、10万くらいはかかるはずである。観光地に行くのであれば尚更だ。お金あるなと思うのと同時に、休みの間に旅行に行って、よく課題が間に合うなという感嘆の気持ちも持っている。来年は、アルバイトをロンドンでして、地の利を生かすということを覚えたい。
以上、お金の話。
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