雪と、お化けの子
お化けの子は
降ってくる
雪を眺めてたが
「もう、止んだ?」
と、降らなくなった
空を見上げ寂しがる。
すると、後ろから
「お前は、あやかしか?」
と、声を掛けられ
振り向くと知らない子。
「あやかしじゃ無いよ」
と、言うと
知らない子は残念そう。
「あやかしに
会いたかったの?」
と、お化けの子が聞くと
「そのつもりで
雪が積もる前に来た。
けど間に合わなかったぁ」
と寂しそうに言う。
「どうして
あやかしに会いたいの?」
とお化けの子が聞くと
「前に遊びを
色々教えて貰えて
楽しかったから
また、新しい遊び教えて
欲しかったんだ」
其れを聞いた
お化けの子は
「僕が、あやかし達から
教わった遊び教えてあげる」
と言った。
「お化けの、お前から?」
「僕じゃ駄目?
秋の間、あやかし達と
沢山遊んだんだ。
教えれる事、沢山あるよ」
「ふ〜ん。分かった。
じゃあ、
お化けの子、何して遊ぶ?」と、
知らない子が、遊びに誘う。
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