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春の嵐

空を見上げ寒さの中
舞い落ちる花弁も無く
花も薫らない

それが
これからの日常になるのかな… と

手元に有った花弁を
太陽に透かして見ようと
上を見上げたら

視界を覆う程の
花弁が降って来たのだ

同時に吹き荒れる風が
花弁を舞い上げる

此の身の内に

春の嵐が吹き荒れている

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