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仕事を楽しくするには 「何をするか」 じゃないのかな

こんにちは、元インハウスエディターのいずるんです!

私は、長く勤めていた会社を辞めて
もうすぐ3年になりますが
その間に、けっこういろんな仕事をしてきました。

資格を幾つかとったので、そのおかげもあって
不動産屋さんで働いたこともあるし、

住宅関連のショールームで
コーディネーターの仕事をしたこともあります。

資格って、実はぜんぜん万能なんかじゃないんです。
持ってたからって、何かができるわけじゃないし
自分が生まれ変われるわけでもない。

ただ、ちょっとだけ転職に有利なのと
名刺に書けるものが増えるくらい。


住宅関連のショールームで働いてたときのお客さんは
「今から家を建てるぞ!」っていう
人生の中で1番大きな買い物をするはずなのに
充実感と幸せいっぱいのご家族たちでした。

個人的には、私はマンション暮らしなんだけど
そういうお客さんに
このやろー、と思うわけでもなく
わくわくしてる顔を見てて、こっちまでちょっと元気になれる
そんな仕事でした。

(どうして辞めたかは、
会社的とか職場的な問題があっただけで、、)

ともかく、仕事って何をするかも重要だけど
自分がどれだけの気持ちで向き合えるか
それで、楽しいかどうかが変わる気がする。

仕事が楽しいって、幸せなことだな。
家族も幸せの大切な要素だけど
家族と幸せに暮らすには、働かなきゃいけないし

どうせ働くなら楽しく。
そして、楽しく働くには、
ちゃんと向き合わなきゃいけなくて

たぶん資格って、
「ちゃんと向き合ってます」って紙に書ける証拠
みたいなものかな。

経験も実力も、まだまだの私ですが、
まあまあ頑張ってるんで
信頼してください!

ってお客さんに見せれる証明書なのかな。


前置きが長くなりましたが
今日はインテリアコーディネーターってどんなお仕事か
紹介してみます!


れい子
日本で最初の一般家庭に広まったインテリアって何かわかる?

あゆむ
えー、考えたことなかった。
インテリアってたぶん英語だし、
ということは、明治時代とかに出来たものかな?

れい子
確かに、明治になって欧米の生活文化が入ってきて
洋風住宅なんかも建てられたけど、
一般の家庭は、畳の上で生活する
ゆか座式生活様式」だったよ。

それが、第二次世界大戦が終わると・・
食寝分離という考え方のもとにDK型の間取りが広がって
いす座式生活様式に急速に変化します。

それによって、従来の日本住宅にはなかった
”インテリア”という概念を芽生えたというわけです!

あゆむ
なるほど、LDKって言われるようになったのはその頃なんですね。

れい子
そう、DK型間取りで重要な役割を果たした最初のインテリアなんだけど
分かるかな?

あゆむ
うーん、何だろう・・・
その頃できたもので、、アパートにあるものってことだから
「テレビ!?」

れい子
ぶー、違います!
キッチン設備」です
時代的にはテレビと近いけどね。

あゆむ
キッチンってその頃できたんですか?
え、その前は?
まさか、焚き火???


インテリアコーディネーターの仕事って何するの?

あゆむ
インテリアコーディネーターって何となく分かるんですが
具体的にどんなことをするんですか?

れい子
いろいろあると思うけど、
ただ家具や壁紙やカーテンなんかを選ぶというだけじゃなくて

どんな生活がしたいかという実現したいイメージを具現化する仕事かな。
生活提案アドバイザーとも言えると思うよ。

あゆむ
ちょっと思ってたのと違うかな。
おしゃれな部屋にするのが仕事かと思ってました。
いい意味でも悪い意味でも生活が変わってしまうから
大切な仕事、ということですね。

れい子
まあ、家にいる時間が長くなってきてるから
重要さは増してるんじゃないかな。

まずは、
その空間でどんな生活をしたいのか細かく理解しなきゃいけないかな。

具体的な流れは

1.ヒアリング・事前調査
2.カウンセリング
3.イメージの具現化
4.提案・調整
5.実施計画・見積り・契約
6.各種管理・手配
7.引渡し・アフターフォーロー


ヒアリング

れい子
例えば、最初のヒアリングでも
間違った理解をしてしまうと大変だし
プライベートにもある程度立ち入ってしまうことになるから
まずは信頼してもらわないといけないんだよね。

だから、言葉使いや話す内容だけでなく
ジャスチャー、視線、表情、姿勢なんかでのコミュニケーション、
つまりノンバーバル(非言語)コミュニケーション
ホスピタリティ(安心感を与える心配り)なんかも大切になってくるんだ。

質問するにしても
ただ「どんな部屋にしたいですか?」
とか「床はどんな素材がいいですか?」
と聞いてもちゃん答えられるかな?

あゆむ
うーん、確かに
いきなりそれ聞かれても答えられないですねー私は

れい子
だよね。
だからそうゆう自由回答型の質問だけじゃなくて
「コスパ か 長く使えるいいもの かどちらを優先したいですか?」
みたいな択一回答型の質問を混ぜて聞いていくと少しずつはっきりしていくんだ。

イメージの具現化→プレゼン

あゆむ
イメージの共有が出来たとして
次はどうするんですか?

れい子
ここまでは、おもに言葉によるイメージだから
思ったのと違うなんてことになると困るよね。

だからスケッチを使ったり、平面プランに落とし込んで確認したり
本物を見ることができるショールームに案内したりして
確認していく作業が必要になる。

そして、これで大丈夫かなとなったら
依頼主に対してプレゼンテーションをします。

このときは、言葉だけじゃなく
ビジュアルなツールスケッチパース、写真)なんかも使って具体的に説明・理解してもらうことが重要なんだ。

あゆむ
へー、実際に工事とかをする前にそんなに沢山仕事があるんですね。

れい子
もちろん
しかもプレゼンで終わりじゃなくて、
これで決まりとなった後でも
詳細な見積もりを作ったりしなきゃいけないし
やることはまだまだ沢山あるよ。

豪華な家を建てるわけじゃないから関係ない?

あゆむ
生活に関係するし、
重要で大変な仕事なことは分かりました。

でも、私なんて家を建てるかも先のことだし
将来、建てたとしてもそんなに凄い家に住むわけじゃないから
やっぱりあまり関係ないのかなー
と思います。

れい子
そう思われがちだけど
意外と関わる機会は多いと思うよ。

例えば、家を建てる時や買う時だよね。

ハウスメーカーでのインテリアコーディネーターの仕事:
標準仕様」「オプション」「自由設計」など、選択の幅を広げている
内装や外装、造作家具やシステム家具の相談・提案など

あとは、例えばキッチンを新しくしたいとか
お風呂をリフォームしたい場合、
実際に見て決めたいからショールームとかに行くよね。

インテリア建材・住宅設備機器メーカーでのインテリアコーディネーターの仕事:
メーカーにとってのショールームは、一般ユーザーを対象とする自社商品の広報・広告の場であるだけでなく、マーケティングの最前線でもあるから
情報の発信と同時に、ニーズをキャッチする重要な場であり、試作品のテストに使用されることもある

あと、よくあるのはインテリアショップかな。

インテリアエレメント専門店ホームセンターでのインテリアコーディネーターの仕事:
仕入先の情報を積極的に取り入れ、購入サイドの視点に立ち、来店客に提案する役割を担う

あゆむ
確かに、
インテリアショップとかならたまに行きますね。

れい子
あとは、ちょっと意外かもしれないけどディベロッパー、不動産販売もあるよ。

ディベロッパー不動産販売でのインテリアコーディネーターの仕事:
マンションのディベロッパーでは、マンションの販売時にそのインテリアはオプション販売になるため、カーテンなんかのウインドートリートメントや家具・照明器具などのインテリア商品を入居前に販売会などで注文をとる

あゆむ
インテリアコーディネーターの仕事って、こんなにいろんなところにあるんですね。
知らなかったです。

れい子
もちろん、今あげたのが全部じゃないけどね。
マンションだったらモデルルームを作るのもインテリアコーディネーターの仕事になるしね。

あゆむ
えー、モデルルームですかぁ
あれはちょっと憧れますねーー

れい子
あとは、リフォームかな。
リフォームとかリノベーションとか
最近はとくに重要になってきてるよね。

あゆむ
古民家リノベもいいな〜

さいごに


というわけで今回は、
インテリアコーディネーターって何をする人なのか説明しましたが

結局、「何をするか」じゃないんだなー
と最近は思えるようになりました。

できるならば、楽しく仕事がしたい。

一つにこだわらずに
いろいろ試してみるのもありだけど
ちゃんと向き合わないと
どこへ行っても同じことの繰り返し。

普通にやってれば給料は貰えるけど

結局、自分が一番しんどくなります。

ただ、ちゃんと向き合うっていうのは
頑張るっていうのともちょっと違う気がする。



私が転職して良かったか、
その結果はまだ出てないです。

ただ、環境が変わって
新しい人とのつながりも出来て

けっこう私、いま自分に、仕事に
ちゃんと向き合えてる気がします。

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