最新 医療介護 週間ニュースランキング(12/17~12/23)
はじめに
医療介護データ研究所の まじめな所長 です。
先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。
先週の振り返りにぜひ活用ください。
第5位 要支援者のケアマネジメント、2024年度から居宅介護支援事業所も指定対象に 977imp
12月19日の社会保障審議会・介護保険部会において、次回の介護保険制度改正の内容を示す意見書が出され、了承されました。
意見書の中で印象的だった項目の一つが、「地域包括支援センターの一定の関与を担保したうえで、居宅介護支援事業所に介護予防支援の指定対象を拡大する」件です。
現在は、地域包括支援センターが指定を受け、地域包括支援センターからの再委託という形で居宅介護支援事業所が受けています。
現在、介護予防支援の報酬が低いことも課題となっており、今回の改正により介護報酬がどのように設定されるのかが今後の注目ポイントです。
第4位 コロナ・インフルの重症化率と致死率の比較 1,124imp
12月21日に開催されたコロナ有識者会議では、新型コロナとインフルエンザの重症化率と致死率の比較表が示されました。
新型コロナウイルスは、時間経過とともに重症化率と致死率は低下してきており、現在ではインフルエンザ並みの重症化率・致死率になってきています。
重症化率や致死率の算出方法は異なる為、単純比較はできませんが、これらのデータを踏まえて、政府は、新型コロナを現在の「2類」より低リスクな「5類」相当に分類を変更することを検討しています。
第3位 介護ソフト「ほのぼの」、M&AでSOMPOの子会社化 1,405imp
業界トップシェアの介護ソフト「ほのぼの」を有するエヌデーソフトウェアを、SOMPOホールティングスが子会社化するというニュースです。
介護ソフトには、介護事業所の経営に必要なすべてのデータが集約されています。
膨大な介護データを間接的にでも手に入れたSOMPOケアが今後どのような展開を見せるのか、注目です。
第2位 全世代型社会保障会議が報告書を公開。「歴史的転換期」と記載 3,892imp
12月16日に全世代型社会保障構築会議に報告書が出されました。来年以降の社会保障改革において指針になるものです。
報告書では現状を「本格的な少子高齢化・人口減少時代の歴史的転換期」と表現し、この流れを変えられないと、日本の人口は「急速かつ長期にわたって減少し続ける」と危機感を示しました。
医療・介護においても、かかりつけ医制度化や、介護職員の働く環境改善についてなどの重要テーマについても方向性が示されています。
第1位 日本の人口減少は過去最悪ペースで進行中。人口減少数は75万人を突破。 4,090imp
12月20日に公表された人口動態統計速報(令和4年10月)では、改めて人口減少が進んでいる現状が明らかになりました。
過去1年間の自然増減数は▲75万人に迫る勢いで、昨年以上に深刻な人口減少数となっています。
前述の通り、全世代型社会保障構築会議の報告書では現状を「本格的な少子高齢化・人口減少時代の歴史的転換期」と表現して危機感を示しましたが、まさにその通りの現状が人口動態統計からもうかがうことができます。
先週の注目クイズ 661imp
解答はこちら!
https://twitter.com/iryokaigodb/status/1603157586974429184
おわりに
今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(12/17~12/23)」を紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
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