個人がデータを活用できる世の中にしたい
はじめに
おはようございます。医療介護データ研究所の まじめな所長 です。
毎朝30分でその時思ったことをコラムにして書いています。
今日は、私がなぜ医療介護データ研究所の活動を始めたのかという想いについて、少しだけ書きたいと思います。
2020年代は医療介護データの新時代
「データヘルス改革推進本部」という組織をご存知でしょうか。
厚労省が立ち上げた組織で、医療介護データの利活用に向けた準備を進めてきました。2017年7月に公表されたデータヘルス改革推進計画・工程表では、2020年度から健康・医療・介護ICT本格稼働と示されています。
データ化が推進されていくことで、2020年代は、医療介護業界にとって、データ活用の新時代になっていくと思われます。
データをうまく使えるのは一部の企業だけ!?
データの利活用が進められるのは良いことですが、結局、一部の専門家や企業だけがデータを使うのではないかなという危機感があります。
実際、今も医療介護業界にはオープンデータがたくさんありますが、活用できている人はごくわずかではないでしょうか。
ほとんどの人にとってはデータは使いづらく、データ化が進むことのメリットは限定的で、うまくデータを使える人にだけ大きなメリットがある世の中になっていくような気がしています・・・。
データを使うのは意外と大変です。
なぜなら、データを使うには以下のような長いステップが必要だからです。
公開されているオープンデータもすぐに使える形にはなっていません。
データを集めたり、加工したり、解釈するだけでもかなりの重労働です。
個人がデータを活用できる世の中にしたい
そんなことを日々感じているなかで、
個人がデータを活用できる世の中にしたい
と想い医療介護データ研究所の活動を始めました。
∇ 病院や施設の事務・企画職の方
∇ 医療介護業界に関わる士業・コンサルタントの方
∇ 記者やライター等の情報発信者の方
∇学会での発表等を行う医療介護職の方
そんな方々、一人一人がうまくオープンデータを活用して、それぞれの力を今まで以上に発揮できるようになれば、もっともっと業界が良くなっていくと思っています。
まだまだこれからですが、個人がデータを活用できる世の中に向けて、取り組んでいきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
詳しくはこちらにも書いていますので、よければ見てください。
それでは、今日も良い一日を。
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