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【EVENT】OKIVFES 2023開催 バーチャルな沖縄を遊びつくせ!

 2023年12月15日から12月24日まで、VRSNSであるVRChatにて沖縄発のメタバース【バーチャル沖縄】を舞台に開催される、沖縄最大級のバーチャルフェスイベント「OKIVFES」が開催されている。
今回の記事では、VRChatで開催されている同イベントを駆け込みで楽しめる様に駆け足で記載していく。


みっちり溜まった沖縄旅行を味わう国際通りと首里城観光

 エントランスには観光ガイドの様なパンフレットが置いてある。
それをアクティベートするとメインの会場へ通じるホールへと転送される。
そこからは国際通りや首里城といったワールドへと移動する事が可能である。

 背面にあるイベントパートナーや協力団体の一覧には数々の名前が並んでおり、多くの企業が名前を連ねている。
その中で後援として沖縄県や沖縄市、OCVB(沖縄コンベンションビューロー:沖縄県の観光とMICEの振興を図り、県経済の発展・県民の福祉・文化の向上及び国際相互理解の増進に寄与することを目的とした団体)もある。
今回沖縄における全面的な後援を得て開催していると言っても過言ではない。


 メインとなる会場の一つである国際通りには、アサヒ飲料株式会社の製品「バヤリース」のブランドによるバリエーション品を取り揃えたショップやあしびかんぱにーが運営するバーチャルタレントグループおきなわ部に所属するVTuber「根間うい」氏の特集ブース、沖縄銘菓のちんすこうや可愛らしいアグー豚といった様々な展示物が並ぶ。
その中には沖縄県のVRChat有志で作り上げた合同ブースにて観光地を特集するといった、まさしく地元愛溢れる物も出展されている。 
ローカル感ある地域限定のフェスとしては、非常に活気溢れた物となっている。

かわいいアグー豚ちゃん

 2つ目の会場として開かれているのは首里城だ。
レストセンター首里杜館を含めた各所を訪れる事が可能であり、また一気に首里城に行きたい場合は麓からワープする事が可能なポイントも設置されている。



シーサー作り体験コーナーや数々の撮影ポイントが用意されており、現実同様に様々な環境で撮影する事が可能である。
会場内ではヤマハ発動機株式会社がソニー株式会社と共同開発したエンタテインメント車両「Sociable Cart(ソーシャブルカート):SC-1」も配置されている。
そこでは沖縄の観光案内を見ることが出来るギミックも搭載されており、まさに至れり尽くせりである。

 今回の国際通りや首里城といったワールドは、元々公開されてたものが存在する。
それらのワールドは恒常的に公開されているものであるが、本イベントのワールドはそれらをブラッシュアップしたものと見て良いだろう。

アーティスティックな砂浜と回廊

 今回のOKIVFESでは芸術系に舵を切ったワールドも公開されている。
一つは「OKIVFES 2023_Beach」であり、こちらは映像が流れるスクリーンと共にドリンクを楽しむ事が出来る会場という第一印象を抱くだろう。


 そこで会場付近に居る亀をアクティベートすると、海の中の別エリアへと移動する事が出来る。
そこでは360度カメラを使った海中散歩の映像を4バージョン楽しむ事が出来る。
VRChat内かつ球体のエリアという制限ながら非常に高画質な映像を見る事が出来るという点で、非常に高い作り込みのレベルであると言っても過言ではない。


 もう一つは「浜辺の回廊 Okinawa Seaside Beach」という、幾つかの孤島が点在するワールドだ。
ここでは牛車に乗って、本イベントを記念して飾られた数々のイラストを見て回る事が出来る。
その上今回イラストレーターを紹介する展示パネルには、X(旧称:Twitter)やInstagramのアカウントと紐づいている。
その為会場で気に入ったイラストの情報をもっと知りたいというユーザーには役に立つギミックと言えるだろう。

沖縄の闇を体感するホラーテイスト首里城

 最後に紹介するのは、首里城を舞台としたワールド「あらび ~首里城の祟り~」である。
ワールド名から物々しい名前ではあるが、過激な表現があると警告が出る辺りどういった物かはお分かり頂けるだろう。

 深夜の首里城を訪れたユーザーは、偶然怪異に巻き込まれてしまう。
その怪異の突破口を開こうと四苦八苦しながら首里城を進むと顕になる呪いの姿。
あらびとは、沖縄の言葉で「呪い」を表す。
観光客を無作為に取り込み続ける呪いから、あなたは抗って逃げ切る事が出来るだろうか?

 なお今回のストーリーは全てフィクションである。
実際に行方不明になるかどうかは、現地でしこたま泡盛を飲んで外で眠らない限り大丈夫と言っていいだろう。

沖縄を彩る限定サウンドフェス

 様々なアトラクションが盛りだくさんのOKIVFES 2023だが、今回もう一つ大きなイベントが存在する。
それが2023年12月23日、20時から開催される有料イベント「OKIVFES 2023SOUND WAVE」だ。


 先程紹介した根間うい氏をはじめ、ガチャピンとムックやピーナッツ君、富士葵氏など個性豊かなアーティストが参加。
会場ではライブ参加専用のアバター「ししんちゅ」に着替えて参加となるが、このキュートなアバターを纏って全力でイベントを楽しんでみてはいかがだろうか。

 沖縄観光にライブにホラーワールドと盛りだくさんのOKIVFES 2023は明日の12月24日23:59まで開催中である。
是非冬の寒空の下で温まりながら、熱気あふれる沖縄を堪能しに行ってみよう。



 



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