ベース弦の選び方

こんにちは。朝からカレーライスは全然いけてなんなら焼肉ぐらい放り込みたいいるのいないの櫻井です。

今日はインスタから弦について質問頂いていたのでベースの弦選びについてまとめました。

演奏する上で無くてはならないベース弦!
弦によってゲージ(太さ)、素材、メーカーにより弾き心地やサウンドは違うのです。


【パッケージに書かれたゲージ(太さ)の見方】

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こんな感じで各メーカーの弦にそれぞれの弦の太さが数値でかかれているかと思います!

書いてある数字の小さい方が「一番細い弦(1弦)」、大きい方が「一番太い弦(4弦)」を表しているわけです。

一般的な太さは一弦が0.45で4弦が.105のもの
もしくは一弦が0.45で4弦が.100のものです。

迷ったらこの太さを選べば大丈夫。

音としては、、、

逆に弦が細ければ細くなるほど、ベースサウンドの中の中低音域が減り、高音域が目立つギラギラしたサウンドになります。


弾き心地は弦の張りが弱くなり、弾くときに力が必要なく楽です。

僕はプニョプニョとしたテクい動きと高音でのピンポイントなアピールなど入れたいので細めの弦が好み。

高校でブルーハーツのコピバンをしていた時は太かったような、、、、笑


【素材】

ベース弦は主に2種類の素材があります。

『ニッケル』『ステンレス(スティール)』


見分け方は簡単で各メーカーごとにパッケージに記載されていますよ。

・ニッケル(Nickel)

ニッケルはベース弦の素材としては最もポピュラーです。多くのベースメーカーが出荷時の標準弦としています。
弾き心地がなめらかで中音域が出やすいのが特徴です。迷ったらニッケルの弦を買えば問題ないです。

・ステンレス(Stainless)

ステンレス弦はニッケルに比べると少ないですが、ポピュラーな素材の一つです。
硬い素材でサビにも強くなります。また弾き心地が少し硬くザラザラする感じです。
サウンドは高音域がギラギラする印象でスラップ時のバキっと感が特徴的です。


【オススメ3選】 

1.ダダリオ EXL165

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弦の素材 : ニッケル

太さ : .045~.105】

スケール:ロングスケール

一番定番と言っても過言ではないベース弦。ベースの工場出荷時にも張らていることが多くメーカーも推奨しています。
弦の張りが少し強めのおかげか音の輪郭がはっきりしている感じです。
ブライトすぎず、これぞベースの音!というサウンドです。クセが少なくベース本来の音をしっかりと出してくれているようなイメージ。


2. アーニーボール 

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弦の素材 : ニッケル

太さ  : .045~.105

スケール :ロングスケール

こちらも大定番です。弦の張りがダダリオよりも少し弱く、弾きやすく指に優しい感じがします。
音は少しブライトでバキっとしたサウンドも出しやすいです!僕はずっとこの弦を使ってますね。

参考程度にこちらの弦を張って1ヶ月ほど馴染ませてからレコーディングへ挑んだ自分のバンドのMVはこんなサウンドに仕上がってます。


3. リチャードココ RC4GN


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弦の素材  :ニッケル

太さ  : .045~.105

スケール  : スーパーロングスケールまで対応

イタリアで手巻き製法と素材にこだわった弦を作っているリチャード・ココ。
他のメーカーと比べると少し値段が張りますが、ぜひオススメしたい弦です。弦の張りは強いのですが指で弾いた感じが柔らかくとても弾きやすいです。タイトな高音が特徴なのですがギラギラした感じは少なく扱いやすい音です。
また他のメーカーと比べて寿命が長く、「いい音」の状態が長く続きますね。


ベース個体の音ももちろん大きいですが弦のコンディションはかなり大きな音の要因です。自分の好みが見つかるまでいつも買ってるから、、、と同じものを買わずはいろんな種類を試してみましょう。全て経験になり蓄積されます!

弦が馴染んでくるまでは約1ヶ月ほどかかるのでライブ、レコーディングがある際には1ヶ月と少し前にしっかり弦交換を済ませておきましょう。

弦交換がギリギリすぎるとシャラシャラしすぎた音に、弦が古すぎるとボンボンとした輪郭のない音になってしまいます。


それでは良いベースプレイを目指して今後も一緒に学んでいきましょう!!




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