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生まれ変わった霧島神宮駅。建築会社が仕掛ける駅を起点とした地域活性化

3月22日(金)。鹿児島にあるJR日豊本線の駅の一つ霧島神宮駅がリニューアルされ、私も記念式典にご招待頂いたので出席させて頂いた。リニューアルを手掛けたのは鹿児島市の建築デザイン会社「IFOO」。県産材をふんだんに使った木の香りと温もりを感じる駅構内はデザイン性も高く素晴らしい。

実はこのリニューアルはJR九州が行ったのではなく、IFOO自身が事業主体となり投資を行ったのだ。しかも駅構内だけでなく、周辺エリア開発まで含めて1億円の投資。一般の方からすると理解できないと思う。建築デザイン会社が駅をリニューアルしたところでどうやって回収をするのか。それはJR九州が仕掛ける駅を起点とした地域活性化プロジェクト「九州ドリームステーション」にIFOOが参画し、霧島神宮駅のみならず周辺エリアの再開発まで念頭に仕掛けているからだ。この九州ドリームステーションは当社も参画しており、実は一番最初の仕掛けは当社の「三角にぎわいづくりシンポジウム」だ。そのあたりについては過去の記事をご参照頂きたい。


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