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カナダ留学で得た知見

1年のカナダ留学もあと2週間で終幕

こんにちは。カナダに留学中の高校2年生です。
今日は私が4月から約一年カナダで高校生活を過ごして、感じたこと、思ったこと、学んだことをぜひみなさんにシェアしたいと思います。。
今回、私が通っている日本の高校のサイトに留学体験記として投稿したものの日本語版を持ってきました。少し長い(かなり長い)ですが、良かったら読んでみてください。
(日本語でエッセイ並の文章を考えるの久しぶりすぎて、ところどころ読みずらいかもですが、ご了承ください。。)



今回は、私がこの11ヶ月、カナダで過ごして思ったこと、感じたこと、学んだことをみんなにシェアしたいなと思い投稿しました。
今日は『新しい価値観』『自分のことを知る』『マインドの変化』の3つにfocusしてお話ししたいと思います。これからいろんなことにチャレンジしていく後輩達や留学生活を振り返っているクラスメイトにも長いけどぜひ読んで振り返りの役立てばと思います。。
 
まず一つ目にお話ししようと思うのは、『新しい価値観』のこと。皆さんは留学に行く前、なんで自分は留学したいのか?留学を通して何を学びたいのか?理由や目標を設定しましたか?
私の留学目的は「新しい価値観に出会う」ことでした。文化、生活、人を通してこの11ヶ月いろんな新しいことに出会えました。カナダと日本は全く違う文化、生活を持っています。留学の意義の一つはこうして自国の文化について客観的に見られることだなと感じました。中学生の頃、海外に行って自分の視野を広げたくて留学を決意したのを覚えています。人生なんて一度しかないのだから、挑戦しないともったいないと。私がカナダのことをもっと知れるようになったのは9月にホストチェンジをしてからです。毎日、夜ご飯の時になると私たちは2時間くらいずっと話します。そこが私のカナダについて学ぶクラスでした。ホストはカナダ政府のこと、宗教のこと、カナダの先住民のことなどたくさん教えてくれました。同い年のホストシスターがマザー達と政府のシステムについて熱く議論していた時は驚きました、だってあなたは親と日本の政府のシステムについて夜ご飯の時に議論することはあるでしょうか?私は驚きと同時にすごいな、この子はすごくindependentしているなっと思いました。こうして毎日自分の知識がアップデートしていくのを感じて、もっと新しいことを学びたいなと素直に感じました。これが将来の選択肢にも影響されました。私のもう一つの留学の目的が「将来について考える」でした。これらの経験が自分の将来の選択に生かされました。ホストと話している時、イタリアとフランスからの留学生のルームメイトもいたので、よくあなたの国はどうなの?と質問されることがたくさんありました。日本の宗教は?と聞かれて「specific religionはない、結婚式は教会であげるし、年末年始はお寺に行く、お葬式ではお坊さんが来るしね」っと答えたところ、面白いと言われたこともあります。これまで日本の政府や宗教、そのほか「日本のnormal」についてちゃんと考えたことがなかったので改めて自国のことを考えられる機会になりました。
 
二つ目は、「自分のことを知る」です。留学でついた力について答えるとしたら私は間違いなく「自分をコントールする力」と答えるでしょう。カナダでは家族、友人と離れて必然的に自分で決めることが多くなります。学校では取る教科、クラブには入るのか、など。。ホームシックや言葉の壁、環境の変化などたくさんの障壁にも出会います。そこで大切になったのは「自分のことを知って自分自身をコントロールする力」を持っておくことでした。ストレスを感じた時、不安になった時、どうしたらそういう気持ちを改善して自分の調子をキープすること必要になりました。私は自分の機嫌をとる方法がいくつかあったのでそれで自分のメンタルヘルスをキープしていました。勉強についてもそうです。自分なりのルーティンがあったので私はこっちのexamでも失敗しずに済みました。
3つ目は、「マインドの変化」です。これは周りの環境が強く関連していると思います。私の場合、周りの人がとても自立していました。自分自身のことをよく知っていて、芯を持っている人達です。私は人の目を気にしたり、空気を読んで言いたいことを押し殺す自分の性格が嫌いでした。しかしこっちに来て少しその性格が改善した気がします。それに、それは自分の長所でもあると考えられるようにまでなりました。こっちに来て感じたのは「みんな他人のことなんて大して気にしてない」です。もちろんいい意味で。この前、ある言葉に出会いました。
You never actually know what other people think of you. You only know what you think they think of you.” (他人が自分のことをどう思っているかなんて、実際にはわからないものです。あなたが知っているのは、彼らがあなたのことをどう思っているかだけです。)
正に自分がずっと探している言葉でした。日本の集団意識は他人の思っていることを勝手に想像して自分のidentityを自ら押し殺していると考えました。
 
私が留学を通して得た教訓は三つあります。
一つは『選択肢は無限大にある』。人生は一度しかないし高校生も人生で一度しか体験できない。選択肢は余るほどあるので、どれを選んでどれを捨てるかが豊かな人生を送るためのtipだと思います。私は高校生のうちに留学できて本当によかったと多います。
二つ目は『過去の自分が自分を作る』です。一つ目と少し似ていますが、過去に選んだ選択が今、そして将来の自分をつくり、難しい選択を迫られた時は過去の経験が必ず助けてくれます。
三つめは先ほども話した『自分を知り、コントロールする力』です。これは留学する人だけでなく、誰にでも共通する“持っていて損はしない”力だと思います。勉強や部活など学校生活においても、大切なtipだと思います。
 
ここまですごく長い文章を読んでくれてありがとうございます。これからいろんな挑戦をしていく後輩はこれが少しでも海外での生活に役立てたら嬉しいです。あと残り1ヶ月となった私のクラスメイト達、高校三年生は将来のことを見つめる大切な時期ですね。お互い別々の道を進んでいくけどできるところまでみんなで励ましあって一度しかない人生を満足するようにしよう。
もうすぐ会えることを楽しみにしています。あと少し楽しもうね!


初めての海外がこの留学となり、初めは緊張と楽しみが半分半分でした。思い返してみれば1年あっという間だったなあと感じます。文章にも書いた通り、高校生のうちに留学を経験できて本当に良かった。全面的にサポートしてくれた親に感謝の気持ちでいっぱいです。
ではでは、2週間後には日本に帰るわけですが、帰国してからも高校3年生として思ったこと感じたことを投稿していきます。良い一日を:)

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