見出し画像

若い鍼師が活躍する「むげん」の整骨院に行ってみた

アルプラザの脇にある「むらかみ整骨院京田辺」に昨日からお世話になっている。

捻挫治療には鍼が効く、ということで、4本の鍼にパルス器で電気を流す治療と、もう1つ超音波治療器を使った「電療」というアプローチを2日連続でやってもらっている。捻挫治療は保険適用だけど電療部分は自費で、1回4000円前後が続けてかかるので、「課金ブースト」という感じ。週末は「お金なら出すからなんとかしてくれんか…」と藁にもすがる思いで、早期回復へ確実に前進できる「投資先」が見つかって本当にありがたい。

むらかみ整骨院京田辺は、若いスタッフ5人(+ひとりLA出張中)が働く大きめの院で、時間予約制ではなく受付順。幸い2日とも待ち時間は短かった。自分も再診の治療時間は30分程度だったけれど、短時間の施術/部分的な施術/機械だけの使用の人が多くて高回転なのかもしれない。

自分は大学生の頃から坐骨神経痛と仲良しで、整体・カイロプラクティック系は平時でも継続的に受けているのだが、これまでは個人院にばかり通っていた。富士見ヶ丘の中村先生、一乗寺の伊良知先生、京田辺の小谷先生と、それぞれ「職人」という感じの術師に見てもらってきた。

「むらかみ整骨院」は、城陽・久津川を発祥とする「むげんグループ」が経営し、グループ全体では京都・滋賀に計15店舗を展開する一大ネットワークだという。同じメニューでこれだけ横展開できるというのは、優れたサービスの仕組みと「育成」の仕組みができてるんだなと思った。

最初に鍼を勧めてくれた同僚のCは、鍼灸や柔整の育成コースを持つ東京有明医療大学のプロジェクト関係者。医学系(特に医学部・看護学部以外の保健医療系)の人材育成をしている機関を知っていると、卒業生たちの活躍の場がどうなっているのかとても興味がある。怪しいマッサージとかも含めて「整体系」の市場は明らかに過当競争だと思うけれど、むげんグループのように患者=顧客に支持される医療サービスが「器」として広がっていくことは、サービスを受ける側にとっても、提供する側にとっても、いいことだなと感じた。

創業者・代表取締役の村上史朗さんのインタビューが近畿医専のサイトに出ていたので、最後に紹介したい。7年前だけれど、「当社の将来的な目標は、この会社から院長を100名輩出することです!」という言葉に、しくみづくりと「チームで働くこと」への熱意を感じた。

***

【著者近況】本日MRI撮影の結果、右足内側に骨挫傷が発見され、ギプス固定&松葉杖がもうしばらく継続になりました。とほほ。。でも骨折の手前で済んでよかった。

🍻