「器用貧乏」ってなんで貧乏なん?
「器用」って、何ごとにおいても強みになる。そう思ってた。
ただ、「器用貧乏」という言葉がある。この場合はネガティブな意味。
「器用貧乏」は、「何ごともそつなくこなせる」「及第点は取れて、やろうと思えばもっと高い点数を取れる」みたいなイメージ。
で、
もし自分が「何ごとにおいても器用な人種」だとしたら、こう思いそう。
「自分には、他にもっと向いているものがあるんじゃないか??」
何をやってそつなくこなせる。新しいものに手を出すたびにそう思う。であるならば、そのたびに「自分にはもっと向いているものが他にあるはず」と思いそう。そして、「もっと違うものを試してみよう」と思いそう。
そうやってズルズルズルズル自分の進むべき道を決められずに時間を過ごしてしまう。その状態を「器用貧乏」と言うのかもしれない。
解決策?
じゃあ、器用貧乏はどうしたらいいのか?
それはもう、覚悟を決めるしかないのかも。「覚悟を決める」とは、「いったん今ある他の選択肢を排除して、1つの道に決める」こと。
一般的に、選択肢があることは良いことかもしれない。だけど、逆に言うと、「選択肢が増える」たびに「迷うタイミングも増える」ことになる。
覚悟を決めて、何か1つ極める。そうやって自分の進む方向を定めてあげる。それが器用貧乏を脱却する方法かも。
おわり
他の選択肢を排除して覚悟を決める。そうすることで、「器用貧乏」から「器用富豪」になれるのかもしれない。
逆に、最初から不器用なのであれば、最初から選択肢が限られている。だから、その分早く成長することができるのかもしれない。
器用=優秀。
不器用=不憫。
そんなイメージがあったけど、こうして見てみると必ずしもそうではない、ということが分からされますね。
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