脳震盪になりました。
はじめましての人ははじめまして。お前投稿久しぶりじゃね?って人はお久しぶりです。どうもいろれふです。
ということで試合中に脳震盪になりました。
当日の流れをざっとおさらいすると
・日曜13時キックオフの副審1担当
・会場までは電車+同じ試合の審判員と移動した(らしい)
・試合中にテントが強風で煽られて倒れ、それが直撃した(らしい)
らしいというのも受傷時前後計4、5時間の記憶が飛んでるので、こうとしか言いようがありません。
負傷時の経緯
この試合は常に風が吹き、記憶がある後半でもGKのゴールキックが風に押し戻されるぐらい強い風もありました。
テントが倒れたのは前半30分ごろ。本部の運営のテントが風で煽られて副審側に倒れてきました。当然その時の自分はピッチを監視していたため、もろに倒れたテントの金属製の骨は左後頭部に。
当たったあとしゃがんで痛がっていたみたいですが、大丈夫と答えていたみたいです。
(↑テントの前で歩いているのが自分です。この時普通に振る舞っていた(らしい)ですけどもうこの時点で記憶は飛んでいると思います。※写真はフォロワーさんより)
試合は中断後再開し、後半の最後までしっかりと進められて終了しました。
試合後、記憶が飛んでいることに気づく
審判員は試合が終わるとアセッサー(判定をチェックする人)と振り返りをします。振り返りで試合の感想を聞かれた際は「前半はテントが倒れたぐらいで特に何も印象がないな。」と感じ後半にあった事象について話しました。
記憶が飛んでることに気づいたのは振り返りが終わってから4th(第四の審判員)に「記憶とかある?」と聞かれた時でした。質問に答えるたびに後半は分かるけど前半はテントが倒れた部分以外を覚えていない。前半中にやった4thとの受け答えも覚えがない。ハーフタイムのやりとりも覚えていない。それどころか電車に乗ってインスタグラムでストーリーを上げたあとどうやって会場に来たのかも覚えていない。4、5時間分の記憶が飛んでいました。
会場から帰宅後、病院へ
家族に記憶が抜けてることを話し、幸運なことにも4thが現役医師だったので、助言を受け電車ではなく別の方の車に乗って帰宅しました。普段は車の中でよく喋るのに、その時は何故か「喋るのが面倒だなあ」と感じ、自分から喋ることはほとんどありませんでした。思い返してみればこれも症状の一つだったのかもしれません。
この試合では弁当が出ていたのですが、なんとなく食べる気がせず、強い眠気もあったので荷物だけ下ろした移動着のまま布団に入りました。
しばらくごろごろした後に息が詰まるような感覚を感じトイレに駆け込みました。食事をしていなかったので吐けなかったのですが、吐き気、息が詰まる感覚、異様なだるさと光が眩しく目が開けられない感覚にかられ立ち上がることができませんでした。
気づいた家族と病院に行くことを決めたものの、トイレから出て廊下で半分意識が飛びながら寝転んで、歩くどころか立つ気力もありませんでした。
しゃがみながら車に乗り、病院に着いたものの車から降りるのもしんどく、車椅子でCTを撮りました。
CTが終わり医師の診断待ちのためにベッドで寝ているとだんだん体調の悪さが落ち着いて来ました。なんとか電話がかけられそうだったので医師の4thに電話して看護師さんに電話越しに経緯を説明してもらいました。
CTの結果大きな脳出血はなさそうだったので日曜ということもありとりあえず経過観察として帰宅しました。
↑当時のツイート
家に帰っても頭のモヤモヤが取れず、試合会場でシャワーを浴びたこともありその日は入浴を取りやめました。
翌日、朝起きていつも通り歩けそうだったので仕事に行きましたが、昼休みにも頭の回らなさを実感していました。
今4/26の23:00で33時間ほど経ちますが、だいぶ良くなって支障なく日常生活が送れるとはいえボヤ〜っとした感覚は完全には抜けきっていません。
振り返って
33時間経過後の今の感想としては
・周りの人が見ていても普通に試合に入れていたので素人は本当に分からないんだと思う
・当たり前と言えば当たり前なんだろうけど飛んだ記憶はまだ(もう?)戻らない
・帰宅前の車の中でもそうだけどとにかく何もできない、考えられない、無気力、寝起きのような感覚
・帰宅後の強い眠気は症状だったのでは?あのまま寝てたら本当に危険だった
こんなとこですかね。この投稿は一つの体験談として扱い、同じようなことが起きてもできることなら専門の医師に意見を仰いでください。
最後に付け加えると運営チームは私たち審判団に非常に好意的でしたしテントにもペグ打ちもされていて対策がなされた上の事故で試合後もきっちり対応してくださりました。どうかこの大会や運営チームを探したり、批判する様なことがないようにお願いします。
今後動きがあれば追加で書き込みます。それではまた〜!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?